小倉優香「ギャップのある私を見てほしい」忍者アクションに初挑戦した主演作への思い語る

2018/12/14 07:05 配信

映画 インタビュー

映画初主演でアクションに初挑戦した小倉優香にインタビュー!撮影=永田正雄


“リアル忍者”に戸惑いも


――今回の作品に関わる前の忍者へのイメージってありましたか?

くノ一と忍者の違いも知らなかったし、サササって走るイメージがありました。今回は“リアル忍者”だったので、全然違いましたね(笑)。

――劇中では、マコが手裏剣を手のひらに乗せて投げようとするシーンがありますが、あんな感じですか?

そうですそうです。リアル忍者は大変ですね。「これ、何かで切っちゃったんだよね」とか「何針塗ったんだよね」みたいな会話をしていて。私なんてちょっと靴擦れしたり、紙で指先を切っただけで大騒ぎなのに、「この間、鎌で切ったんだよね~」とか。次元が違いますね。私は(実際の忍者に)なれないです(笑)。

――今回の撮影も激しい殺陣がありましたが、あざやけがなどあったのでは?

あざは結構できましたね。初日から筋肉痛になって、どんどん動きがついていく中で、あざなどができました。

映画「レッド・ブレイド」より(C)2018「レッド・ブレイド」製作委員会


――岩永さんとの殺陣では、壁や天井が床になったり、向きが目まぐるしく変わっていました。

時空が回る時にこうなるよとか、壁から落ちるとか、時空が回るのを表現していたんですけど、やっている私たちも分からないくらい「え? こっちが床?」みたいな感じで。とにかく今はこっちを背中にして動いてとか、決まった流れに従って動いていました。

――迫力のあって見応えのあるシーンでした。

彼はすごくアクションができて、私のような初心者の動きは危ないと思うんですよ。うまくない人のアクションは危ないから、それを本気で避けてもらっていました。「ちゃんとよけるから、本気でやっていいよ」って言っていただいて。引っ張っていただきました。

――カメラが回っていない時の岩永さんはどんな方ですか?

ジョーイさんは自分の世界がある方ですね。そんなにいっぱい話してはいないんですけど、話すと優しかったです。近寄りがたいわけでもなく、ジョーイさんから話し掛けてもくれることもあるんですけど、ちょっと話しただけで行っちゃう。独特な雰囲気がありすぎて、深く突っ込めなかったです(笑)。

映画「レッド・ブレイド」より(C)2018「レッド・ブレイド」製作委員会


――共演シーンの多かった搗宮さん、花影さんは同世代ですね。

1個か2個か…3個くらい上です(笑)。練習からずっと一緒だったので仲良くなりました。カメラが回っていない時は、みんなずっとしゃべっていました。

――一番見てほしいシーンはどこですか?

アクションシーンが全体的に見せ場なんですけど、アクションだけじゃなくてストーリー自体もいいので、どこって言えないくらい…(全部)ですね。

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