――今回の作品に関わる前の忍者へのイメージってありましたか?
くノ一と忍者の違いも知らなかったし、サササって走るイメージがありました。今回は“リアル忍者”だったので、全然違いましたね(笑)。
――劇中では、マコが手裏剣を手のひらに乗せて投げようとするシーンがありますが、あんな感じですか?
そうですそうです。リアル忍者は大変ですね。「これ、何かで切っちゃったんだよね」とか「何針塗ったんだよね」みたいな会話をしていて。私なんてちょっと靴擦れしたり、紙で指先を切っただけで大騒ぎなのに、「この間、鎌で切ったんだよね~」とか。次元が違いますね。私は(実際の忍者に)なれないです(笑)。
――今回の撮影も激しい殺陣がありましたが、あざやけがなどあったのでは?
あざは結構できましたね。初日から筋肉痛になって、どんどん動きがついていく中で、あざなどができました。
――岩永さんとの殺陣では、壁や天井が床になったり、向きが目まぐるしく変わっていました。
時空が回る時にこうなるよとか、壁から落ちるとか、時空が回るのを表現していたんですけど、やっている私たちも分からないくらい「え? こっちが床?」みたいな感じで。とにかく今はこっちを背中にして動いてとか、決まった流れに従って動いていました。
――迫力のあって見応えのあるシーンでした。
彼はすごくアクションができて、私のような初心者の動きは危ないと思うんですよ。うまくない人のアクションは危ないから、それを本気で避けてもらっていました。「ちゃんとよけるから、本気でやっていいよ」って言っていただいて。引っ張っていただきました。
――カメラが回っていない時の岩永さんはどんな方ですか?
ジョーイさんは自分の世界がある方ですね。そんなにいっぱい話してはいないんですけど、話すと優しかったです。近寄りがたいわけでもなく、ジョーイさんから話し掛けてもくれることもあるんですけど、ちょっと話しただけで行っちゃう。独特な雰囲気がありすぎて、深く突っ込めなかったです(笑)。
――共演シーンの多かった搗宮さん、花影さんは同世代ですね。
1個か2個か…3個くらい上です(笑)。練習からずっと一緒だったので仲良くなりました。カメラが回っていない時は、みんなずっとしゃべっていました。
――一番見てほしいシーンはどこですか?
アクションシーンが全体的に見せ場なんですけど、アクションだけじゃなくてストーリー自体もいいので、どこって言えないくらい…(全部)ですね。
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