――注目と言えば、花魁道中のシーンもあります。
着物はかなり重く、10キロくらいある上に、重ね着をしているのにも関わらず、冬の夜ということで極寒の中での撮影でした。スタッフの方が用意してくださった焚き火の前で温まりながらなんとか乗り越えることができました。
また7cmくらいの高さの下駄を履いていたのですが、土にガガガと下駄を引っ掛けてしまい、転んでしまいました。大きなけがはありませんでしたが、「これを本番でやってしまったらえらいことになるぞ!」と思い、家でティッシュの空箱に足を入れて、道をどういうふうに歩くかイメージトレーニングをしていました。
――この作品ではいろいろな初挑戦がありました。今後の女優生活でやってみたいことはありますか?
これからも時代劇に挑戦させていただきたいと思いました。そして、真面目な役を演じることが多いですが、次はコメディーやテンポのいい役も演じさせていただきたいです。
――最後に読者へメッセージをお願いします。
この作品は新選組をテーマにしており、普通の歴史物語だと男性目線で書かれることが多いですが、今回は太夫、舞妓という女性目線から見た時代劇となっています。男性の歴史ファンやそうでない方はもちろん、特に女性の方にも楽しんでいただける作品となっていると思います。
ぜひ、糸里の成長を見届けに劇場まで足を運んでいただきたいです。よろしくお願いします。
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