――そして、12月14日(金)から最新出演作「春待つ僕ら」が公開されます。土屋太鳳さん演じる“ぼっち女子”のヒロインがバスケっとボールを愛する“バスケ男子”たちとの出会いによって成長していく青春映画ですが、杉野さんのバスケシーンが疾走感たっぷりで迫力満点ですね。
小関(裕太)くん以外のバスケ部メンバーのキャストは、みんなバスケ経験者なんですよ。僕も小学生5年生から8年間やっていて。その時は大変な練習の日々で苦痛でしたけど、その経験がこうして作品で生かせるなんてうれしかったです。
――皆さん、バスケットボールの練習をあらためてされたそうですね。
クランクイン前に2カ月間、練習期間があって。そのとき、バスケ経験のない小関くんが誰よりも遅くまで残って練習をしているのを見て、「自分も負けていられないな」といい刺激になりました。北村匠海くん、磯村勇斗くん、稲葉友くんと同世代のキャストがそろっていたので、「絶対にバスケではみんなに負けたくない!」という気持ちでやっていましたね。
――練習の成果を試合で思い切りぶつけることができましたか?
はい。本当の試合の空気感が出せるのか不安もあったんですが、たくさんのエキストラさんが熱を持って盛り上げて下さったおかげで、臨場感たっぷりの試合のシーンになったと思います。キャストだけでなく、スタッフ、エキストラのみんなで作り上げたシーンになったので、ぜひ見ていただきたいです!
取材・文=福田恵子
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