現在放送中で、今週最終回を迎えるNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」から、9月27日から始まる次回作「てっぱん」へのヒロインバトンタッチのセレモニーが9月17日、大阪で行われた。会場には「ゲゲゲの女房」ヒロイン・松下奈緒と「てっぱん」のヒロイン・瀧本美織が登壇した。
恒例のプレゼント交換では、松下から一反木綿のビーズクッションを、瀧本からはてっぱん料理に欠かせないこてを互いにプレゼント。松下は瀧本へ「長い収録はストレスがたまるので、満タンになったら、この一反木綿を見て松下奈緒を思いだし、前のヒロインも何とか長丁場を乗り切ったんだと励みにしてください」と、瀧本は「松下さんのMYこてとしてご愛用いただければうれしいです」とそれぞれコメントした。
会見で、10 か月にもおよぶ撮影終えた松下は、瀧本へ「すでにすばらしい体験をたくさんされているとは思います。わたしが言えることはそんなにないのですが、連続テレビ小説って長いんでしょう、といろいろなところからいわれると思います。けれどもそれは、誰もが経験できることではないので、非常にまだお若いとお聞きしましたので、その年でこの経験をされるというのはうらやましいと思います。ぜひ、何かつらいことがあったら、だれにでも話せる環境をつくっておいてください。いろいろな人とたくさんコミュニケーションをとって、悩んだらためないでくださいね。おそらく、もうそうされていると思いますが、本当にそれで毎日が変わると思います。わたしもそうやってきたので、ぜひ、最後まで突っ走っていただきたいと思います。瀧本さんは明るく元気なので、大丈夫じゃないかと思います。本当に、これから長いと思いますが、がんばってください」と朝ドラの先輩として、熱いエールを送った。
それに対し瀧本は、「先輩! ありがとうございます。わたしも東京に行った時にスタジオでの松下さんのお忙しそうな姿を見て、その時はまだわたしは撮影が始まっていなかったのですが、やっぱり朝ドラは慌ただしく大変かなと思っていました。でも、大変な中にも楽しいという気持ちがずっといっぱいあって、本当にわたしも笑顔で毎日撮影ができています。つらいと思うようなこともあまりなく、この調子でがんばっていきたいと思っています。大阪まで来ていただき、ありがとうございました。そして松下さん、おつかれさまでした」と頼もしい言葉と感謝の気持ちで松下に答えた。
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