レディー・ガガが初主演する映画「アリー/ スター誕生」(原題:『ASTAR IS BORN』)が12月21日から公開される。音楽業界での成功を夢見るアリー(ガガ)が、国民的ミュージシャンのジャクソンに才能を見出され、華やかなショービジネスの世界で愛と挫折を経験しながらスターへの階段を駆け上がっていく。同作は、ブラッドリー・クーパーが初監督を務め、ブラッドリー自身もアリーの才能を見出すジャクソン役として出演する。
――今回初主演ですが、どのような経緯で抜てきされたのか、そして決まった時の心情と役づくりに ついてお聞かせください。
私がチャリティーイベントで歌った時、観客としてブラッドリーが来ていたの。ブラッドリーは「アリー/スター誕生」について話したいと言ってくれて、私の家まで来てくれたのよ。そして彼は、「一緒に歌わない?」と言ってきて、彼が歌いたいと言ったのは、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルの「ミッドナイトスペシャル」。私はピアノの前に座ったのだけれど、ブラッドリーが歌い始めると、思わず弾く手が止まったわ。だって、彼の歌声が素晴らしいんだもの。あの瞬間、私は彼にはロックスターの役が演じられると確信したの。彼は魂で歌うのよ。優れたテクニックを持っていても、ちゃんとストーリーを語らない歌手もいる。そして彼は、私たちが歌う様子をビデオに録りたいと言った。私たちは、お互いを見つめ、微笑みながらデュエットしたわ。
監督としての彼のことも、私はすぐに信頼した。彼には、しっかりしたビジョンと強い情熱もあった。私たちは、その時、いわば、握手をしたのよね。「僕は君を女優と認めるよ」「私はあなたをミュージシャンと認めます」みたいな。そして私は、彼と一緒にこの映画を作りたいと強く思った。だけど、スタジオの人たちのためにスクリーンテストを受けなければいけなかったわ。そうやって、やっと役を獲得したの。その時は、喜びでいっぱいだったわ。私は歌手より先に女優になりたかったのよ。つまり、その夢がかなったの。さらに私には最高の道案内人がついてくれていたのよ。
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