スクールアイドルプロジェクト『ラブライブ!サンシャイン!!』の津島善子役で知られ、Aqoursのメンバーとしても活躍する小林愛香の1st写真集『愛香』が12月11日に発売された。予約が相次ぎ発売前から異例の重版も決定した今作は、撮影にカメラマンの山本絢子氏を自ら指名して2018年初秋に台湾で撮影。小林に写真集が完成した今の気持ちを尋ねると「シンプルにうれしい!」と笑顔を見せる。
「こうしてひとつの作品になることを目標に撮影も頑張ってきたので。こんなに“私”が詰まってる本は自分でも見たことがないし、全部が“私”なんだなって思うとすごくうれしいです。山本絢子さんの写真は、自分の良さを引き出してくれるというか、自分のことをより好きになれる感じがあるんですよね。あと全部がオシャレ。撮った写真をその場で見せてもらう時も絶対に『全部イイ』ってなるので、『絢子さん、天才だね』っていつも言ってるんです(笑)。もともとは雑誌の撮影で出会えた縁なのですが、記念すべき1st写真集は絶対に絢子さんに撮ってもらいたいと思って私からお願いさせていただきました」
手元の写真集をパラパラとめくりながら「ずーっと見ちゃう」という彼女。自分のどんな表情がお気に入り?
「私、笑い過ぎてる顔ってあんまり好きじゃないんですよ。でも絢子さんの撮る笑い過ぎてる顔は好きになれるんです。なんでだろう?って思うんですけどね。ヘンに構えず自然体だからかな。あとこの1冊には、笑顔はもちろん、ちょっとおすまししてる顔とか、今まで見せたことのない表情もたくさん詰まっていて。自分ではどれも良すぎてベストカットを選べないので(笑)、ぜひ皆さん、自分なりのお気に入りの写真を選んで教えてもらえたらと思います。写真集自体も、お話をいただいた時から今の自分をそのまま表現する作品にしたいと思っていたので、そこに向けて特別なこととかは特にしなくて。ありのままの“私”を見せられていたらいいなって思います」
タイトルの『愛香』は小林自身が命名。自分の本名を付けた理由を聞くと、こんな答えが返ってきた。
「やっぱり私の初めての写真集というのもありますし、初めましての方もずっと応援してくださってる方も、いろんな人にいろんな形で愛してほしいなって。私の名前の由来は“人を愛し、愛される人になる”という意味なんですけど、それがまさにこの一冊に詰まってるなって思うんですよ。今まで私を知らなかった人にはぜひこの本で私を知ってほしいし、“こんな本を待ってたよ”というファンの方には、もっともっと私を知ってもらえたらなって。本当にたくさんの愛がここにはあると思っています」
ファンにとっても待望の1st写真集。日本はもちろん、海外からも期待の声が寄せられている今作について、見どころやメッセージを伝えるなら?
「今回は特にテーマを作っていなくて、パッと見は統一性のない写真だったりもするんですが、それが逆にいい方向に転がったなって。あと個人的には見てくれる人のターゲットを絞ってないところもポイントかなと思っていて、男性は“あ、可愛いな”とか“大人っぽい”って思うかもしれないし、女性が見たら“オシャレだな”って感じるかもしれない。私も全部を通して見た時の第一印象が“わ、オシャレ!”だったので。もちろん、それ以外の小さい子からおじいちゃんおばあちゃんまで本当に世代問わずオススメできる写真集になったと思っています。自分で言うのもなんですけど、完成度の高い素敵な1冊にまとまったので、ぜひ見ていただきたいですね。“こんな小林愛香、見たことない!”っていう新たな発見を楽しんでもらえたら嬉しいです」
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