――今回は「アンナチュラル」(2018年TBS系)で共演した北村有起哉さんとも再共演ですね。
実はこの舞台出演のお話は「アンナチュラル」の撮影中にいただいたんですが話すタイミングがなくて…。それで、打ち上げのときに有起哉さんにお話をさせていただいたら、「あれは窪田がやればいいと思っていた」と喜んでくださって。その言葉がすごくうれしかったです。
有起哉さんのお芝居は、そういう動きをするの?と驚くような感覚があって、芝居のアプローチが理想的なんです。なので今回の共演で舞台という空間での動き方を勉強したいです。もちろん有起哉さんだけでなく、柚希さんをはじめ皆さんがそうそうたるメンバーでなので、正直、共演者の名前を聞いてビビッてしまいました(笑)。でもこんな機会は本当にないので、いろいろ勉強したいですし、いろんなお話を聞いてみたいです。
――舞台から離れて映画やドラマで活躍してきた6年間で、成長した部分はどこだと思われますか?
作品にはそこに携わる方がいて、その方たちとの付き合い方というのが実は作品を作る上で大事だということを知りました。昔の僕は芝居の中でコミュニケーションが取れていればいいと思っていて、なかなか自分の気持ちを言葉にすることはなかったんです。
でもこの6年間で色んな方と出会い、言葉を交わすことで関係性は変わっていくということに気付きました。自分のダメさ加減なんて出してナンボ(笑)。そう思えたことは本当に大きいですね。役者というかイチ人間として見てもらいたいです。
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