土屋が演じるのは、歌手になる夢を抱きながらもその夢を諦めかけている主人公・小沢翼。
2019年、東北の港町で母が営む食堂を手伝っていたが翼は、歌が好きで歌手になる事をひそかに夢みているが、どうせ無理だと諦めている20歳の女の子。苦労しながら働き続けているだけの母親を見ても、寂れた町を見ても、人生の夢や希望などがかなうなどとは思えなかった。
そんなある日、ひょんな事から昭和50年(1975年)にタイムスリップし、そこで同じ年齢で同じ名前(読み方)の、夢と希望に満ち溢れた少女・つばさと知り合い、運命が大きく変わる。
一方、百田が演じる大空つばさは、テレビ局にスカウトされたと勘違いし、歌手を目指して家出して上京する1975年の少女。明るく前向きで、人を疑うことがなく、夢と希望に溢れたつばさは、元歌手の津島浩一郎にだまされ、翼と二人で売り飛ばされそうになる。
しかし、スナック「紅」で歌を歌ったことがきっかけで、その歌に惚れ込んだ浩一郎の協力により、自分の夢である「歌手への道」を目指すことに。
2019年、東北の港町で歌手を目指しながらもどうせ無理だとその夢を諦めかけていた翼(土屋)は、1975年の東京にタイムスリップしてしまう。困惑する翼を救ったのは、歌手になるために上京してきたというつばさ(百田)だった。
名前も年齢も、抱く夢も同じで、運命的に出会った二人。落ちぶれた元歌手の男に騙されそうになるものの、二人の純粋さが、彼の心に歌への情熱をよみがえらせる。彼の協力を得てユニットを組んだ翼とつばさは、デビューを目指して「全日本歌謡選手権」に出場する。
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