――今回披露されるネタについて教えてください。
今年話題になった流行語をクイズ形式にして、天龍(源一郎)さんが答えるネタです。
――数多くのレパートリーをお持ちですが、どのように新ネタを決めているのですか?
僕にはクオリティーや似ていることはそこまで求められていない分、出しやすいですね。旬なものをやっている、スピーディーにやっているというタイプで、お客さんの見方も「どういうネタを出す人なんだろう」と、そこに点数を入れていただいている気がするので。
――時事性を重視するスタンスが確立されたのは、いつ頃からですか?
前回の収録の時に名倉(潤)君も「昔からスタンスは変わってないのに、点数が入るようになったね」と言ってくれたのですが、スタンスはずっと変えずにやってきました。「好きな人は好き」というところから、一般的に広く面白がってもらえるようになったのはここ1、2年くらいだと思います。
――日頃から情報収集はお好きですか?
ワイドショーをよく見ますし、iPadで「急上昇ワード」をよくチェックします。これは本当に参考になるんです。関連キーワードなども見ます。「なぜ今この人なんだろう」「(世の中の)人って、その人をそういうふうに見てるんだ」などと分かりますし、コメントの書き込みやツイートを見ると、みんなの意見が分かりますよね。その意見を「じゃあ、そういうふうに演じればみんな笑ってくれるんだ」と参考にしています。
――レパートリーをマスターするコツはありますか?
その人自体のキャラクター、インパクトです。服装やカツラ、メークなどから入っていって、まずやっておいて、だんだん面白くなったりちょっとずつ似ていけばいいかなと思っています。自分の中で「ここを超えないと人前に出せない」というボーダーラインを引くタイプではないので。
――今回の見どころを教えてください。
やってみた後は「皆さんが評価してください」という部分なので、自分の中でこれというものはないですが、他の人がやっていないようなものをチャレンジしている精神は常に見てもらいたいですね。
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