野村周平、桜井日奈子ら「僕キミ」撮入! 『前作を超える勢いでやらないと』

2018/12/20 07:00 配信

ドラマ

「僕の初恋をキミに捧ぐ」に出演する宮沢氷魚、野村周平、桜井日奈子、佐藤寛太(写真右から)(C)テレビ朝日

宮沢氷魚コメント


男子校出身で共学に憧れていたので、それが今回かないました。クランクイン初日から人前で“昂サマ”全開のシーンを撮影しまして、最初はまさかそういうシーンを初日に撮るとは思っていなかったので焦りましたが(笑)、逆に初日だからこそ100の昂サマを最初から出せてよかった気もしています。

女の子たちからキャーキャー言われる役なので「きっと気持ちいいんだろうな」とすごく楽しみにしていたんですけど、実際に立ったら…意外と怖いんですね(笑)。もちろんうれしいですけど、迫力に押されてしまいました。

普段明るい昂ですが、実は辛い過去の記憶を持っていてそれを乗り越えてきた強さもあるし、引きずっているところもある。そういったところを全面的に出すわけではないですけど、ちゃんとどこかにキープしておくことでより昂の明るさが目立つかなと思うので。

そういったところを大事にしながら演じていきたいなと思います。

原作のファンと映画のファンが多いので、その人たちの期待を裏切らないように。もっと幅広い年代の方々にも楽しんでいただける作品になるように頑張っていきたいと思います。

佐藤寛太コメント


キャストの皆さんが話しやすくて、これからの約2ヶ月間が楽しみだなと思いました。作品的にも重たいシーンが多いですが、律と一緒のシーンではみんなの素直なところを引き出せたらいいなと思っています。

たとえば野村くん演じる逞だったら繭ちゃんと一緒のときは気を張っているというか、バリアーを張って格好つけちゃうというか。

お兄ちゃんはお兄ちゃんでド派手にしているようで、実はすごく人に気を遣う優しいところがあったりもするから。律と2人だけのシーンでは人間らしい表情を引き出せたらいいかなと思います。

またこうやって実写化できるのはファンの方々のおかげだと思いますし、その方々にも響くようなものにしたいと思います。

ただの少女漫画じゃないし、かといって病気もののすごく重い話でもない。普通の高校生が命に向き合う話を作れたらいいねと監督とも初日の打ち合わせで言っていたので、そういうすてきなドラマになったらいいなと思います。