中島健人主演「ドロ刑」、美術スタッフを直撃!細かすぎる裏設定が続々<前編>

2018/12/15 17:30 配信

ドラマ インタビュー

中央に集まるデスクは捜査会議を行う重要なスペース!


360度セットにこだわりが!


――まずは、13係のセットデザインのポイントを教えてください。

設定は、警視庁の別館みたいな建物で、昔は食堂として使われていたが今は倉庫になっている場所に、13係のメンバーが突然集められて、「ここで仕事をしなさい」といわれる空間でした。そして、監督から「どこから撮っても画になるようなセットにしてほしい」というイメージも伝えられました。普通はカメラ側と映る側とをはっきり分けますが、「ドロ刑」は360度でセットにカメラさんたちが入って撮る形になりました。

その結果、どこから撮っても画(え)になるように八角形のセットになりました。ちょうどいい数字が八角形だったのですが、13係のメンバーが8人で丸柱が8本あるということもリンクしています。

――実際の警視庁を参考にした部分はありますか?

今の警視庁は格好いい方に寄ってしまうので、ほとんど意識せず、どちらかと言えば旧警視庁の古い作りやレンガの感じを取り入れたいと思いました。