――シンディーさんは徹子さん、北条さんはマツコさん、末吉さんは宮根さんを今回演じられますが、それぞれのキャラクターのものまねはどのようなきっかけで始めたのですか? 演じる上で意識していることも教えてください。
シンディー:私は、ものまねのステージで先輩にいきなり「今日はどうでしたか? 黒柳徹子さん」とむちゃ振りされたのがきっかけです。どうやっていいか分からなかったのですが、その時に言った一言がすごく似ていたらしく「お前いけるじゃねえか」となって。そこから、録画したビデオを何度も見て研究しました。徹子さんのむちゃ振りや早口なところは結構他の方もものまねされているので、もっと徹子さんのかわいらしいところを出したいな、そういうところも知っていただきたいなと思って演じています。
北条:マツコさんのものまねは13年ほどやっています。先輩に「こんな人がいる」という話を聞いたのがきっかけです。ものまねでツッコミをする人はあまりいないのですが、マツコさんの毒舌に近いのがツッコミの立場だったりするんですよね。
そういった意味ではいろんな人と一緒に、今回も3人でやらせてもらっているように、ツッコミ役ということが多いです。(本人映像は)あまり見ず、「こんな感じだろうな」と考えながら演じるのが楽しいですね。
末吉:妻の実家で暮らしているんですが、お義父さん、お義母さんが宮根さんの大ファンで、番組をよく見ているんですね。関西弁で「わーすごいねー」なんて言ったら笑ってくれたので、調子にのってやっていたら、お義母さんが「宮根さんだったらネクタイをもっと触りなさい」「耳を触りなさい」などとアドバイスをくれるんです。ネクタイをいじるだけでお義母さんは笑ってくれるのですが、それが世間に通じるかどうかはまだわからないのでドキドキしています(笑)。
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