“リトルなでしこジャパン”歴史的快挙達成なるか!?　U-17女子サッカー・W杯決勝「日本×韓国」を生中継！

サッカー・日本代表の妹分である、“リトルなでしこ”ことU-17（17歳以下の）女子サッカー・日本代表が、「FIFA U-17 女子ワールドカップ トリニダード・トバゴ 2010」の決勝戦に進出。その決勝戦の模様を、CS放送のフジテレビNEXTが9月26日（日）朝6:50から生放送する。

'08年にニュージーランドで第1回大会が開催された「FIFA U-17 女子ワールドカップ」は、2年に1度行われる17歳以下の女子サッカーの世界一の国を決めるビッグイベント。第1回大会で日本はベスト8に進出、現在、フル代表で活躍する岩渕真奈が大会MVPに輝いた。2回目となる今回は9月5日から、中南米の島国、トリニダード・トバゴで開催され、16チームが出場している。

予戦グループCに入ったU-17女子サッカー日本代表は、ニュージーランド、ベネズエラ、スペインと対戦。初戦のスペインには敗れたものの、ベネズエラ、ニュージーランドには、共に6対0で圧勝し、予選を2位で通過した。決勝トーナメント1回戦でアイルランドを2対1で退けた日本代表は、準決勝で第1回大会王者の朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）と激突。後半14分に、北朝鮮に先制された日本だが、後半24分にMF高木ひかり（常葉学園橘高等学校）が同点弾、その1分後には、今大会ここまで5ゴールと調子の良いFW横山久美（十文字高等学校）がスーパーゴールを決め、北朝鮮に勝利した。

決勝の相手は、日本にとって永遠のライバル国・韓国。韓国も日本と同じく予選を2勝1敗で勝ち上がり、準決勝では予選で日本を破ったスペインに競り勝っている強敵だ。FIFAワールドカップで日本代表が決勝に進出するのは、'99年にナイジェリアで開催された男子サッカーのワールドユース以来。この時は、小野伸二（現・清水エスパルス）ら黄金世代と呼ばれる選手たちを擁し、見事、準優勝に輝いた。今回、U-17女子日本代表が優勝を飾れば、日本サッカー史上初の快挙。準決勝で王者・北朝鮮を破った勢いで、ぜひとも日本の勝利を期待したいところ。アジア勢対決となった決勝戦「日本×韓国」は見逃せない一戦となりそうだ。

決勝戦の解説は元女子サッカー日本代表の野田朱美氏、実況はフジテレビの青嶋達也アナウンサーが務める。また、フジテレビNEXTでは3位決定戦「スペイン×北朝鮮」も9月25日（土）夜3：50から生放送する。