新進気鋭のクリエイター・松居大悟と、主役から飛び道具までこなす目次立樹による演劇ユニット・ゴジゲン。9月26日(日)まで最新作「美しきラビットパンチ」を上演中だ。全国大会のかかった決勝戦を控えた高校生ボクシング部の面々が繰り広げる、ハッピーラブリーファンタジー。コンプレックスを抱えた部員らの鬱屈した日々を松居らしい斬新な切り口で見せる。今回の舞台は出演者7名全員男性。演出助手などスタッフもあえて男性でそろえ、より男芝居を極めたという。「女性がいると意識してしまうので、この作品に関しては(女性を)排除したかったんです。でも公演間近になって、当日のために女性スタッフさんが参加してくると、途端に出演者みんなかっこつけはじめてしまいましたけどね」(松居)と制作段階での苦労も。若手ながらも勢いのある、作・演出の松居は、11月にはNEWS小山慶一郎を主演とした舞台「0号室の客」の上演も手がける。
ゴジゲン最後かもしれない(?)高校生モノ舞台は残すところあと4回! 男たちのダンスシーンなど普通のミュージカルとはちょっと違う演出にも注目だ。
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