――一番過酷だったことは何ですか?
濱口:やっぱり漁ですね。今年は思ったよりも魚がいなくて、探すのに必死でした。それで余計に疲れがたまってしまって。
それと温度差です。無人島は、昼間は暖かいんですけど、夜になると急激に冷え込むので。天候もコロコロ変わるので、それがきつかったです。
有野:年齢との戦いですね(苦笑)。年々この「無人島0円生活」がしんどくなってきているので。家作りも、なかなか思い通りにいかずに断念する部分もありましたし。
濱口:僕が有野を見張るという監督業務をしているときに、家作りの構想を練っているであろう有野が寝てたんですよ。指は動いてるんですけど、疲れて意識が落ちてたんです(笑)。
あと、後半に終わりが見えてくると、どんどん欲が出てくるんです。前半は、ゲームしたいとかご飯食べたいとかの欲求を抑えているんですけど。
行く前にネットで服を買っていたので、終わりが近づいてくると「もうちょっとで受け取れる!」とワクワクしてきて、それが楽しみになって2倍くらいパワーが湧いてきました(笑)。
有野:言ってたな~。「帰ったら何したい?」って2人で話していたときに、「服が届くねん、ダウンが」って(笑)。
濱口:普段はそんなことを楽しみに生きてるんやな~というのをあらためて実感しますね。
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