TPD、年内ラストワンマンで完全燃焼！　胸を打つパフォーマンスとリーダーの熱い思い

アンコール！

この日よく聞こえた「さくらーい！」(なぜ苗字…)の絶叫から、「TPD」コールが始まり、それに応えるように「アンコールありがとうー！」と入ってきたメンバー。

アンコール1曲目は、最新アルバム収録曲でも屈指の高速な曲調・ダンスが売りの「Jumpin' Up!」だ。ライブ続きで、それもこの日はノンストップ。絶対疲れているはずなのにそれをものともしない動き…。

両手両足はもちろん、首も頭も毛先すらも使ったパフォーマンスを終えると、大歓声に包まれながらMCへ。

浜崎の「渋谷LIVE CIRCUIT年内ラストライブにお越しいただき、ありがとうございます！　今日はチケットSOLD OUTです！」という元気なあいさつから、高嶋の「昨日も楽しかったけど、今日もっと楽しいよね～！」で会場全体が笑顔に。

そこから、写メOKタイムについての話や、2019年のワンマンライブ、高嶋のソロライブがSOLD OUTした話、浜崎出演のミュージカル「リューン～風の魔法と滅びの剣～」再演決定などの告知を経て、普段はおちゃめなリーダー・高嶋が熱い思いを吐露する場面に。

2018年の総括として、高嶋は「東京パフォーマンスドールにとって、9人から6人になった年でもありまして、私たちにとってはデカい変化のあった1年。ちょうど9人が6人になったときに感じたことは、“かなわないこと”もあるんだな、ってことだったんです…。

すごく悔しい思いもしたんですけど、その思いが今の6人を育ててくれたなって思っていまして。

ここにいる皆さんは9人の方が良かったなって思う方もいらっしゃると思うんですけど、それでも6人のみんなが見たいと思って足を運んでくださっているんだなって思ったら、すっごいうれしくて、今日来てくださった方、みんなに感謝しています、本当に本当にありがとうございます」と熱い思いを打ち明ける。

続けて「たまたま昨日深夜にテレビを見ていて、(SKE48の)須田亜香里さんが自分のファンの方を捜すって企画だったんですけど、それを見て共感することがたくさんあって。アイドルやガールズグループってたくさんこの世の中にいるなかで、皆さんがこうやってTPDを選んで応援しに来てくれていることが本当にうれしくて。

みんなに感謝をしなきゃいけないなって思うし、みんなは私たちにとってすごく大切な存在なので、これからもそんな私たちのことを応援してくれたら本当に本当にうれしいなって思うので…。

みんなを後悔させないようにこれからも頑張っていくので、みんなもこれからもTPDのことを好きって思っていただけたらうれしいです！　

これからもTPDの応援、本当に本当にどうぞどうぞよろしくお願いします」と、時折涙があふれそうになり、声を震わせながら、ファンに感謝の気持ちを伝えた。

そして「最後に私たちの思いを曲で届けたいと思います…『SHINY LADY』」と曲振りし、さながら終わりのチャイムのようなイントロから、下半期のTPDを代表するエンドソングと言っても過言ではなさそうな同曲を力いっぱいパフォーマンスした。