ロシアの文豪ドストエフスキーの傑作長編小説を、気鋭のイギリス人演出家フィリップ・ブリーンが舞台化する「罪と罰」が2019年1月9日(水)より開演。主演に抜擢されたのは、今回が2度目のタッグとなるブリーンから「世界中どこを探しても彼の他には考えらえない」と絶大な信頼を得る三浦春馬。犯罪者の倒錯した精神を表現する難役についての意気込みや、2019年の目標を聞いた。
――ロシア文学の傑作長編小説「罪と罰」が舞台化で、主演を務めると聞いたときはいかがでしたか?
原作を読んだときは、正直、難しそうだなと思いました。でも台本を見ると、原作で挫折しちゃったという方でも、もちろん初めてこの作品を知るという方でも分かりやすくなってるんじゃないかなって。すごく洗練されてる印象も受けましたね。何を伝えたいかということが大きなメッセージとして伝わりやすくなっているという期待感もあるので、舞台を作っていくのが楽しみになりました。
今は、ただただこの作品に向き合うことの楽しさと、素晴らしいキャストの皆さんがどんなお芝居をされるんだろうっていうワクワクが大きいです。
――稽古前に何か準備をしたり、勉強したことはありましたか?
キリスト教の勉強は、少しずつ本を読んだりして、さわりの部分を学んでいる状態です。知り合いの方にどんな本がいいか調べていただいて、本当にイチから学び始めたんですけど、やっぱり基本的なところは知っておいた方が感じることも違うんじゃないかなって。難しいですけどね。
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