2019年1月5日(土)放送の土曜ドラマ「母、帰る~AIの遺言~」(夜9:00-9:49、NHK総合)の試写会が行われ、柳楽優弥、奥田瑛二が登壇した。
同作は、“介護AI”が普及する近未来を描いたホームドラマ。病死した母(岸本加世子)が、夫(奥田)や息子(柳楽)の精神的な助けになるよう、自分の記憶をAIに移植し、仲の悪い親子を取り持とうとあれこれおせっかいを焼き始める。
初共演となった奥田について、柳楽は「格好良いですね。まず顔が格好良い。圧倒的に元気で付いて行くのに一生懸命でした。引っ張っていってもらってありがとうございます!」とコメント。
すると奥田は「柳楽君と親子共演できた事が一番うれしかった。次女(安藤サクラ)からうわさをいろいろと聞いていたが、うわさ以上に楽しかった」と笑顔を見せた。
また、劇中で二人が激しいけんかを繰り広げる場面の撮影を振り返り、奥田は「演出家に言わずに、柳楽君、市川実日子さんと3人で撮影の前日に稽古場を借りて、3、4時間自主練習をやりました。我々が立ち稽古したものと本番の座り位置がまったく一緒だった。それも僕のセンスというか、察知してやりましたね」とチームワークの良さをアピールした。
“介護AI”アプリが入ったスマートフォンを通して病死した母(岸本加世子)の声が二人に届く設定の物語については、奥田は「撮影で実際に岸本さんが現場でせりふを言っている時に、AI(スマートフォン)ではなくご本人にリアクションしちゃって、自分で駄目出しした事があります(笑)。岸本さんはこんな役初めてだけど楽しいと仰ってました」と明かした。
AIと二人がどんな掛け合いを見せるのかも見どころだ。
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