「Dr.STONE」アニメ監修に見える原作者の本気!「原稿用紙が修正でびっしり埋まるくらい細かく見ています!」

2018/12/24 09:00 配信

アニメ

「ジャンプフェスタ2019」で「Dr.STONE」のイベントステージを開催。科学にちなんだ演出や実験コーナーでファンを楽しませた(C)米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会


12月22日、「ジャンプフェスタ2019」(千葉・幕張メッセ)にて「Dr.STONE」の2大ステージを開催。「週刊少年ジャンプ」ブースと、ジャンプスーパーステージの2カ所で行われ、アニメ最新情報、キャストトークなどで集まったファンを沸かせてくれた。

「週刊少年ジャンプ」ブースのステージでは、原作者の稲垣理一郎と、主人公・千空のヘアスタイル風のカツラを被った担当編集者の本田佑行が登壇。

「原作の世界観に色が付き、分かりやすくなるのが非常に楽しみです」と喜びを表した稲垣は、続けて「原稿用紙が赤の修正でびっしりと埋まるくらい、細かく見ています。原作の世界観をアニメでもきちんと楽しめますので、ぜひ期待してください」と監修作業の一旦を明かし、原作者としてこのアニメ化に力を入れていることを伝えてくれた。

ステージでは作品テーマの“科学の力”にちなみに、「Dr.ほんだの実験コーナー」を実施。「黒曜石パーライト」による点火実験や、コミックにも登場した「蓄音機」を使い、今後の重大なネタばれを録音するという数々の実験が行われることに。しかし、結果はことごとく失敗。ファンの期待は膨れながらも、残念ながら超人的な頭脳を持つ千空のようにはいかなかった。

【写真を見る】「Dr.ほんだの実験コーナー」ではネタバレ録音にチャレンジしたが、あえなく実験は失敗に(C)米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会


続いてのジャンプスーパーステージでは、稲垣に加え、千空役の小林裕介が登壇。この日は追加キャストの発表も行われ、大木大樹役の古川慎がサプライスゲストとして登場すると、会場からは大歓声が沸き上がる。

さらに、初公開のティザーPVに「カッコいい!!」とキャスト陣は大興奮。原作の世界観を見せつける映像に、会場のファンからも大きな拍手が送られた。そしてステージ後半では、CO2バズーカーの派手な演出で新たな追加キャストを発表。小川杠役に市ノ瀬加那、獅子王司役に中村悠一が決定したことが明かされた。

「原作の世界観に色が付き、分かりやすくなるのが非常に楽しみです」と語った原作者の稲垣理一郎(中央)(C)米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会


イベントの最後には、コミックで作画を担当するBoichiからのメッセージが公開され、続けて登壇した3人の話へ。稲垣は「科学の力で闘う珍しい漫画で、アニメも人生で見る珍しいタイプのアニメになると思いますので、ぜひ皆さんも楽しんでほしいです」とコメント。

小林は「公開されたPVは何度もテイクを重ね、丁寧に演じました。従来の主人公像とは違うタイプのキャラクターで、演じるのが楽しみです。物語と科学が繋がる道しるべを楽しみにしてほしいです」と意気込みを語り、古川は「大樹は、科学ではなく、身体を使ってチームを助ける存在です。大切な皆を守れるように、僕自身熱をもって演じていきたいので、放送を楽しみにしていてください」とメッセージを送り、ステージは締めくくられた。

【写真を見る】ジャンプスーパーステージに登壇した千空役の小林裕介(C)米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会


アニメ「Dr.STONE」は、2019年7月より放送を開始。公式サイトにて、この日公開されたティザーPVを見ることができる。

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