ふんどし一丁の男たちが、長唄三味線をバックに型や見得といった日本の伝統的演劇表現を取り入れ、さまざまな情景・物語を舞台上に展開。真剣かつ馬鹿馬鹿しい世界観で、観客は戸惑いと笑い、感動に誘われる…。
そんな伝統と革新を融合した最先端の演劇表現ユニットが“ギリシャ☆カブキ”。新見綜一郎、スグルコンボイ、たくみちゃんの3人によるふんどし演劇ユニット山山山(さんざん)に、パフォーマーのりりり子、カブキ伴奏&監修の長唄三味線・杵屋浅吉、囃子方の望月左太寿郎が加わわり、これまで「アンドロメダ」(ギリシャ悲劇)、「鷺娘」(日本舞踊)、「ベニスの商人」(シェイクスピア)などの題材を縦横無尽にギリシャ☆カブキ化し、上演を重ねてきた。
そして、4作目となる「桃太郎」が2019 年1月18 日[金]より上演される。「桃太郎」といえば、日本一有名といって過言ではない童話。エキセントリックなふんどし姿の肉体と、トラディショナルな日本音楽が織り成す斬新かつ重厚な演出で、誰もが知る物語が誰も見たことのない物語に生まれ変わるという。
会場は「ギリシャ☆カブキ」を第一回公演から見守ってきた本拠地・サラヴァ東京(東京・渋谷)。2019 年2月をもってグランドフィナーレを迎えることも決まっている。
伝統を重んじながら革新的な解釈と演出でギリシャ演劇界と歌舞伎界に新風を吹き込む“ギリシャ☆カブキ”。落ち着いた空間で、グラスを傾けながらパフォーマンスに酔いしれてみてはいかが?
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