「咎狗の血」アニメ化!! エンディング曲が毎話変わる!?

2010/09/29 17:00 配信

アニメ

声優の福山潤(写真左から2番目)、鳥海浩輔(写真右から2番目)、一条和矢(写真右)

MBS・TBS・CBCにて、10月より放送が始まるアニメ「咎狗(とがいぬ)の血」のキックオフステージが、千葉・幕張メッセで開催された「キャラホビ2010C3×HOBBY」で行われ、声優の鳥海浩輔、福山潤、一条和矢が登壇した。

同作は、Nitro+CHiRAL原作のPCゲーム「咎狗の血」をアニメ化したもので、第三次大戦後、統制を失った国家・ニホンのトシマという街を舞台にした物語。冤罪(えんざい)事件に巻き込まれた主人公・アキラは、身に覚えのない罪を晴らすため、ある取り引きに応じる。それは、トシマで行われるイグラと呼ばれる殺人ゲームに勝利し、トシマを支配する犯罪組織・ヴィスキオの王(イル・レ)を殺すこと。アキラは、さまざまな登場人物と出会いながら、ストリートファイトに挑む。

ゲームに引き続き、主要キャラクターのアキラ役を鳥海、リン役を福山、源泉役を一条が務める。3人はステージ上でも息の合った様子を見せ、アフレコでの裏話を聞かれた福山は「メーンのアキラとケイスケ(声:杉田智和)が居るんですけど、彼らが寡黙な一方で、源泉とリンばかりしゃべってますね」と明かし、それに対して鳥海は「2人(源泉とリン)がしゃべってくれるので、僕(アキラ)は大体、何で? と聞いてれば大丈夫です(笑)」とコンビネーションの良さをアピール。また、ケイスケ役・杉田とシキ役の緑川光からはビデオレターが届き、会場が沸く場面も。杉田は「(ゲームは)ルートごとにキャラクターのストーリーがあるので、その辺は全部同時にやるのか、それともどう絞られていくのか、あのキャラクターは出るのかなとか、皆さんご期待があるかと思います。楽しみですね」とコメント。一方の緑川は「クオリティー高く仕上がっていますので、本編楽しみにしていてください。これからも咎狗の血を、末永く応援してください」とメッセージを送った。

イベント中盤には、サプライズゲストとして、ゲームのエンディング主題歌を歌う、いとうかなこが登場。いとうは「アニメ化おめでとう!」と祝福し、ゲームのエンディング曲「STILL」を歌い上げた。さらに、いとうは「何といとうかなこ、アニメの第1話のエンディングを歌うことになりました」と発表。その場で初めてエンディング曲「no moral」を披露した。なお、アニメは毎回エンディング曲が変わるとのことで、いとうのほか、VERTUEUX、OLDCODEX、Curriculu Machine、Curriculu Machine feat.W.K.(ワタナベカズヒロ)、木村世治(hurdy gurdy / Pale Green)、Sadie、美郷あきなどの面々が発表された。

最後に同作の見どころについて、鳥海は「ハードな作品だとは思いますが、遠慮なくドバドバやっちゃえばいいと思っています。実際ドバドバになっていると思うので、アニメを見ていただければと思います」とコメント。福山も「もともとは女性向けのゲームですが、男性も相当楽しめる内容になっています。ストリートファイトのせい惨さなど、いろいろなテーマも絡んでいるので、キャラクターの人間関係だけじゃなく、そういった面もしっかりと見ていただきたいと思います」と語った。