――続く3曲目の「ミライクル」はどんな曲でしょうか。
この曲の作詞を担当された方に「ほっぺたを膨らませているようなかわいらしい女の子がいいです」って言って、女の子のかわいいところを詰め込んでもらいました。イメージは少女漫画に出てくるような、ツンデレな女の子ですね。結構低いキーが多いので、低いキーでどうやってかわいい声を出そうかなって考えました。
――かわいい女の子という詞のイメージとは対照的に、曲は疾走感のあるギターのイントロで始まります。
そうなんですよ。曲がカッコイイ系だったので、逆に詞はかわいい系にしようってみんなで話しました。
――曲と詞のギャップということですね。
かわいく歌うのも大変でしたね。さっきは低いキーの話をしましたけど、キーの高いところもあって、裏声から元の声に戻すところとかは苦労しましたね。
――4曲目は声のエフェクトが特徴的な「4me」です。
いつかソロライブをやったときに、ファンの方がキュンとするようなセリフのある曲が欲しいと思って、1つはセリフのある曲を入れたいですってリクエストをして、それでできたのがこの「4me」です。セリフの部分は「For me?」って一言なんですけど、練習では苦労していたのに、本番は一発OKだったんですよ!
――この曲の聴きどころですね。
あと、この曲は“芯のある女性”を描いてもらったんですけど、歌い方は結構ルーズな感じというか、ちょっと力の抜けた感じで歌うのを意識しています。芯のある女性だけど、気負い過ぎていない感じを出したくて。“きれいなお姉さんの芯の強さ”みたいなイメージですね。
――“芯は強いんだけど、強く見せていない”みたいなイメージですかね。
そうですね。あと、好きなところがあって。「例えばこの先も歩いていたら 良いことも嫌なこともほら 私なりに楽しもう 全て」っていう歌詞なんですけど、私も、嫌なことも全部楽しめちゃうタイプなんですよ。
嫌なこととかショックなことがあっても楽しめちゃうというか、そういう状況にある自分が「今の私って“悲劇のヒロイン”っぽい!」みたいな(笑)。
だから、「私なりに楽しもう 全て」っていうのが、私自身とも一致しているなと思いますし、他の部分でもこの曲の女性みたいになれたらいいなとも思ってます。
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