福岡を拠点とするエンターテインメント集団「トキヲイキル」が24日、初のワンマンライブ「200人集めないとCD発売出来ません」を福岡の天神ベストホールで開催した。今回のライブは観客動員が200名に達しなければ予定しているCDの発売を取りやめ、制作済みのMVもお蔵入りになるルール。ライブ前日までチケット販売が苦戦していることがSNSなどで伝えられていたが、結果は目標越えの223枚。メンバーが号泣して喜びを分かち合う中、発売するCDがマキシシングルからアルバムへ変更されることも発表された。
2017年8月、LinQの「解体・再開発プロジェクト」によって発足したトキヲイキル。岸田麻佑、原直子、桃咲まゆ、伊藤麻希、大庭彩歌、岩本琴音のLinQ卒業メンバーに、新加入した藤松宙愛の7人で活動している。オリジナル曲19曲を持つトキヲイキルだが、これまで音源の発売はなかった。
ライブの中盤、大沼智哉プロデューサーがステージに上がり、観客数の発表へ。半券の束を10枚ずつ、190までカウントしたところで、残り枚数を一気に読み上げた。「33枚!」。興奮のあまり、合計枚数が計算できないメンバーの中、原が感極まりながらも「223枚!」と声を上げた。
抱き合うメンバーの前で、大沼プロデューサーから観客数が予想以上だったため、CDを予定していたマキシシングルからアルバムへ変更することも伝えられた。発売は3月21日の「トキイキフェスティバル」から。メンバーのSNSなどでチケット販売の苦戦、直前まで200枚に達していない状況を知っていたファンにとっても目標クリア、そしてアルバム発売のニュースは大きな感動を呼んだ。
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