撮影では、シンプルな背景で6種類の異なるイメージを表情とアクションだけで演じ分ける難しい芝居が求められた。山崎は、ワンテイクごとにモニター前で監督と意見交換しあい、時には新たなアクションを自ら提案したり「もう一回お願いします!」とリテイクを求めるなど撮影に没頭した。
口に入れるまでのテイクを撮影中、誘惑に負けて思わずパクッと食べてしまい「あ、食べちゃった」とつぶやくお茶目な一面も披露。また、休憩中には、調理スタッフから取り除かれたパンの耳はラスクにしたり、細かいパン粉は飼料にしたりするといった裏話を聞き、「そうなんですか」と興味津々。撮影用のできたてほやほやのランチパックに「ふわふわしてるー!」と声を上げる一幕も。こうして、山崎のさまざまな表情が楽しめるCMができあがった。
ランチパクのCMキャラクターに選ばれ「ランチパックは小中学校の時から食べていたので、すごく親しみがありますし、山崎製パンさんのCMに、同じ“ヤマザキ”として出演することができて、不思議な縁を感じました」と笑顔で感想をもらした山崎。
ランチパックの中では“ピーナッツ”がお気に入りでよく食べていたといい、「食事の感覚のものから、ちょっとしたおやつやデザート感覚で食べられるものまで、全部で70種類以上あると伺って、すごいなと思いました。この機会に、全種類を制覇してみたいと思います」と“宣言”も。
2018年はドラマ「トドメの接吻」(日本テレビ系)と「グッドドクター」(フジテレビ系)でまったく異なる表情を見せた山崎。主演映画「羊と鋼の森」では三浦友和、鈴木亮平と共演し、ピアノ調律に目覚めていく青年を静ひつな空気感で演じ、話題になった。ドラマ「今日から俺は!!」(日本テレビ系)最終回にゲスト出演し、わずか30秒程度の登場ながらTwitterのトレンド入りを果たすなど存在感を示した。
2019年は主演映画「キングダム」が4月19日に公開されるほか、主演映画「ヲタクに恋は難しい」も待機する。「気合を入れて撮影に挑んだ作品が公開されますし、これから撮影する作品もあるので、公開に向けてと撮影に向けての両方を頑張りたいですね。あと、2019 年は僕がこの仕事を始めて10年という節目の年でもあるので、さらに気合を入れて精進したいと思います」と、しっかりとした表情で抱負を語ってくれた。
※山崎賢人の「崎」は正しくは「立さき」
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