ひょっこりはん、来年は「海外にひょっこりはんを広げていきたい」

2018/12/29 20:00 配信

芸能一般

ひょっこりはんが『もっとひょっこりはんをさがせ!』を出版


――全国各地の名産も隠れていますね。

ひょっこりはんを見つけたあとも、各地の食べ物をさがしたりとか、お父さんお母さんと子供とのコミュニケーションツールになったらいいですね。パラパラ漫画もありますし、こういう細かい仕掛けもあって、充実した一冊になりました。自信作ですね。

――長く楽しめそうですね。さて、ひょっこりはんさんにとって、今年はどんな1年でしたか?

人生が変わった1年でしたね。そのひとことに尽きるかなー。去年まで仕事が全くなかった状態で、毎日アルバイトに行き、ネタを作って、ライブに出て…みたいな生活でしたので。毎日のようにテレビの仕事があり、人一倍、顔を出しているからか、街中でもすごい指をさされますし(笑)。子供から「ホントにいるんだ!」って言われたときは、「この人にとってひょっこりはんは、どういう風になってるんだろ」って思ったり(笑)。とにかく、このキャラクターが浸透した1年だなって思いますね。

――元旦に放送された「おもしろ荘」(日本テレビ系「ぐるナイ おもしろ荘 若手にチャンスを頂戴 今年も誰か売れてSP」)で最初に話題となりましたが、もう一段、ギアが上がったと感じたタイミングはありますか?

いろんな方がマネしてくれたのが、めちゃくちゃデカいです。ネットニュースに僕が載るんじゃなくて、ひょっこりをした人が載るっていう、ひょっこりはんの独り歩き状態で(笑)。僕が関わってないところで、有名人がマネしてくれたのが大きかったです。それと動物ですね。SNSでエゴサーチすると、ワンちゃんが顔を出している写真に、「#ひょっこりはん」でタグ付けしてくれたりだとか。顔を出すことを「ひょっこりはん」って呼んでくれている感じがありました。

ひょっこりはん


――芸能人の方とのコラボも話題となりました。

乃木坂46の白石麻衣さんとのコラボは反響が大きかったですね。「乃木坂46時間TV」(AbemaTVほか)では、10分近くガッツリネタやったんですよ(笑)。感謝ですね。自分のネタでもありますけど、こうやって、ひょっこりを伝える伝道師でありたいなって思います(笑)。

――今後、やってみたいお仕事などはありますか?

意外とナレーターとか声のお仕事が楽しかったんですよ。ドラマに出させてもらったときも楽しかったですね。スタッフさんが、すごい褒めてくれるんですよ。それが気持ちよくって(笑)。他にも、全国各地や海外へ行ったり、まだまだひょっこり出来ることがあると思います。

――ネタでブレイクして、徐々にキャラを薄めてトーク番組などで活躍される芸人さんもいらっしゃいますよね。そういう路線は?

出来るもんならやりたいですけど、しゃべりの上手な方はめちゃくちゃいるじゃないですか。トークよりは、ひょっこりはんっていう自分の山を登って行きたいなって思っていますね。

――ひょっこりはんを貫く覚悟ができていると。

1、2ヶ月後に、全く別のキャラになっているかもしれないですけど(笑)、今はそう思っています。

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