9月28日、ことしで放送開始25年目を迎えたクイズバラエティー「世界ふしぎ発見!」(TBS系)の懇談会が都内で行われ、司会の草野仁、レギュラー解答者の黒柳徹子、板東英二、野々村真とアシスタントの出水麻衣アナウンサー、総合演出を手掛ける本郷幸高氏、大塚修一プロデューサーが出席した。
'84年4月19日にスタートした同番組は、25年目を記念して、10月9、16、23日の3回にわたって特別企画を放送。9日(土)は2000万年前に大陸の移動によって孤立したといわれているソコトラ島で100年に1度花が咲くという竜血樹を追い、16日(土)はトルコのネムルトダー山頂にあるピラミッドを紹介。さらに23日(土)放送の2時間スペシャルでは、黒柳、板東らがハワイを訪れ、クイズ作りに挑戦する。
カウボーイの歴史を調べるため、クアロア牧場を訪れた板東は「なぜか僕が乗ったウマだけが違う方向へ行ってしまって、(用意してあった)靴のサイズも合わないし、海外だからそれが説明できないんですよ(笑)」とハワイロケでの苦労話を告白。一方、草野は「私はそういうものを信じない方なのですが…」と前置きをしつつ「樹齢130年、幅40m、高さ25mの“モンキーポッド”という木の傘の中に入って上を見上げると、130年という歴史を重ねてきた木の霊力を感じました」とハワイでの不思議な体験を語った。
また、黒柳が「歴史と地理が苦手で、マリーアントワネットとモーツァルトしか知らなかったから、仕事をしながら勉強ができるなんて、お月謝を払わないといけない」とこれまでを振り返ると、大塚プロデューサーは「黒柳さんは、過去に出たクイズの答えをほとんど覚えているので、似たような問題だと必ず解かれるんです」と苦笑い。「“ふしぎ発見”のクイズは、最初に作った20問から最終的に3問まで残して、最後に過去のデータベースから類似問題がないかを調べるんです」と、チーム戦を含め通算189回のパーフェクトを達成している黒柳への対策を明かした。
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