続いて上西がラブリーな声で歌い出す王道ラブソング「現状打破でLove you」では、おなじみのキラーフレーズ「私だけ~」の部分でTPDファン以外からも「かわいい」の声が漏れていた。
これは橘が初めて振付を担当した楽曲だが、「Lovelyダンス」にも負けず劣らずかわいらしい振付だけにあちこちで振りをまねするファンの姿も。
いつもの会場より広いこともあって、ついつい踊りたくなってしまうのだろうか。
そんな中、盛り上げの手を緩めないTPDは、これまた盛り上がる手の動きが印象的な「Glowing」を4曲目に持ってきた。
「一緒に踊ってクラップしてね~」というコールのおかげもあってか、「ウォウウォウイェイイェイ」にすぐに対応する観客たち。
ここまでの前半全般に言えることだが、大きな会場を意識してなのか表情も身振り手振りも普段以上に大きくしているように見える(※主観)。
遠目で見ていても、もちろんファインダー越しに見ていても表情の微妙な変化に気付くほど。この辺も年末の大きなステージでの経験が生きているのかもしれない。
そんな中、浜崎の「Zepp DiverCity TOKYO! 盛り上がってますか~! もっともっと声出せますか~! 行くよ~! FREEDOM!!」という心地よいあおりから、久々の歌詞なしバージョン「FREEDOM」で会場全体が高速ジャンプ&クラブハウス化。
そこから2ndフルアルバムの中でも屈指の高速ダンス楽曲「Jumpin' Up!」に超高速でつなぐ。これが圧巻だった。
「Jumpin' Up!」史上最速だったんじゃないかというイントロのダンス、キレッキレという簡単な言葉では片付けられない、車なら違反切符切られるぐらいのスピード感のある踊りで感嘆させられっ放し。
浜崎もSNSで「過去イチの盛り上がり」とツイートしていたが、熱狂の渦に包まれるという言葉を紹介する辞書の例題に使いたいくらい会場が熱狂の渦に包まれていた。
ファンもファン以外も一体となって盛り上がった後は、以前からこの曲の前後に聴きたいと思っていた「TIME」の独特のストロングサウンドのイントロが流れ出し、相変わらずの無表情高速移動を展開。
こちらも当然私ごときのカメラには収まってくれないスピード感で、もはや諦めの境地でシャッターを切りまくっていたが、案の定TPDって何人組だっけ?ってくらい影武者が大量発生していた。
困ったときはどこにいても目立つ某金髪美女を探してピントを合わせていたのは内緒だぞ。(反省しろ)
さておき、年末年始も各地で働きまくっていた彼女たち。それでも疲れを見せるどころか、年始早々仕上がりは最高潮に見えるほどダンスも歌も圧巻のそれ。当然1月14日(月)のワンマンライブも期待して良さそうだ。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)