舞台は、尊皇攘夷派の長州や薩摩脱藩志士たちと、新撰組や見廻り組が抗争を繰り広げていた幕末の京都。高良が演じるのは、長州を脱藩し、居酒屋の用心棒をしながら生計を立てる清川多十郎だ。
かつての尊王攘夷の夢もどこへやら、その日暮らしが精いっぱい…というありさま。そこへ、多十郎の存在を知った見廻組が、新撰組にひと泡ふかせようと多十郎を襲撃してくる。
多十郎やおとよ、そして多十郎を頼ってやってきた弟の数馬(木村了)らを巻き込みながら、壮絶な戦いが繰り広げられていく。
「殺陣の魅力を存分に見てもらうこと」をコンセプトにした時代劇なだけに、とにかくアクションに注力している本作。
「雷桜」(2010年)、「武士の献立」(2013年)などで時代劇への出演歴はあるものの、主演にして殺陣メインの役どころは珍しく、新たな魅力開眼も間違いなさそうだ。
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