――カンパニーの雰囲気はいかがですか?
明るくて笑いが絶えないけど、集中するところはビシッとする。張り詰め過ぎない入りやすい雰囲気の、とても良い空気感のあるカンパニーです。稽古に行くのがすごく楽しいです。
――成歩堂役の加藤将さんの印象はどうですか?
初めましてだし、どんな人だろうというのも分からなかったから、最初すごく緊張してたんですけど、加藤さんの方から話しかけてくださって。2人一緒に出る場面も多いから、「台詞合わせしようか」「ここはこうしようか」と色々教えてもくださって、とても相談もしやすい方です。
お芝居のことも色々教えていただいていて、ありがたいなって思います。
――個性的なキャラクターがたくさん出てくる舞台ですが、この人に注目すると面白いよ、という方はいますか?
それはもう、久下(恵美)さんのおばちゃんです! 大場カオルという面白いおばちゃんの役なんですが、出てくるだけで場がガラッと変わるんですよ。“そういう役”というだけでなく、久下さんがすごいんですよね。本当にいきなり空気が変わる感じで。それがどんな風なのかは、上演が始まるのを楽しみにしていてください。
――大場カオルは原作にもいるキャラクターですね。先ほど中村さんも言ってましたが、2.5次元はあくまで世界観の再現ですから、物真似になったらダメなんですよね。
もちろんベースのキャラクターがいての役なんですけど、全力で似せすぎてもダメだし、かけ離れてもダメだし。皆さんのお芝居を見ていて、オリジナリティの加減は本当に難しいんだなって思います。
――中村さんの真宵もそうだし、今回キャスティングの役者さんならではの表現は見どころですね。
そうですね。それも大きいです。
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