10月1日(金)~10日(日)の東京公演を皮切りに仙台、名古屋などで上演される音楽劇「ACT 泉鏡花~妖しのポップファンタジー」の公開稽古が9月30日、東京グローブ座にて開催。出演者のAKB48の秋元才加、仲川遥香、片山陽加、佐藤亜美菜、SDN48の浦野一美が囲み取材に応じた。
同舞台は、金沢の文豪・泉鏡花(近藤)と妻・すゞ(木ノ実)の物語を中心に鏡花の代表作でもある「天守物語」、「海神別荘」などの5つの作品をミュージカルでも、オペラでもない言葉と音楽を融合した新しい形の音楽劇。
囲み取材で、秋元は「洋と和を組み込んだこの作品は、今までにない初の試みで…最初、どうなるのか不安にもなったんですけど、年代問わず、知らない方も知っていただけると思いますし、泉鏡花の作品を知っている方には新しい発見になります」と作品をPR。
「海神別荘」で美女役を演じる片山は「最初、美女役!? え!? みたいな(笑)。なかなか、役名で美女っていうのはなくて、本当にビックリして自分に美女っていう役ができるか不安だったんですけども、片山に表現できる美女を思う存分出していけたらな」と意気込みを語った。
また、稽古中に足を負傷するハプニングに見舞われてしまったというが浦野は「木ノ実ナナさんが、次の日の朝一で、張り薬とか、もむ機械とか、ピンクのレッグウォーマーとかをくれたんですよ~。それで、おかげさまで足も完治して…ナナさん神様に見えました」と心温まるエピソードを告白。
一方、佐藤は「台本を読んだ時は、なんて難しい話なんだって、理解できなかった。わたしと同じくらいの年齢の人たちがこの舞台を見てくれた時に、難しくて寝ちゃうかなって考えてて…。でも、みなさんが思っている以上に笑いどころもあるし、泣きどころもあるし、歌うし踊るし…これ、寝るひまないの!」とお茶目に見どころを語り、記者の笑いを誘った。
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