1月2日放送の「新春大売り出し！さんまのまんま」(フジテレビ系)に、女優・石原さとみがゲスト出演。石原が20代前半の苦悩を明かしたところ、明石家さんまは石原を口説き落とす機会を逃していたと大いに悔やんだ。
映画「わたしのグランパ」にて15歳でデビューし、現在は、ドラマやCM、ファッション誌と多岐にわたって活躍中の石原。しかし、主役を務めるなどの責任ある立場になった20代を迎えた矢先、石原の仕事は減っていったという。
石原が「自分の中でも、誰からも求められてないって苦しくなって。必要とされてないとか、なんかこうすごく……」と当時を振り返っていると、さんまは「その時会っとけばなあー！ 俺が優しい声かけたら、ひょっとしたらグラッときてたかもわからへんやんか！」と口説くチャンスを逃したことを悔やむ。「そういうときは、ちっちゃい声で『お前がんばってんの、俺知ってるよ？』」とさんまが口説き文句を披露すると「はああ！ うわぁ、それは!!」と石原は大きな声を出して、首を縦に振っていた。
その後、初めて長期の休みをもらった石原はニューヨークで1ヶ月間遊び倒し、女優という肩書きがなくとも友達ができることや、自分と向き合うなかで、何が楽しくて何が好きなのかといった根本的なことも分かってきたという。
「そこからはもう好きなことだけで私の周り固めようと思って。そこからはもうすっごい楽しいです、人生！」と笑顔で語る石原。プロに囲まれ、すべてを他人に決められてきた石原が、メイクやファッションを夢中で学んでいたところ、ラブストーリーや月9、CMなどの仕事がもらえるようになったという。「『an・an』の表紙が決まったときは泣きました」と明かした石原に、さんまはねぎらいの言葉をかけつつも「ただ、君ががんばってるのは俺いつも知ってたよ(笑)」と再び口説いてみせ、笑いを誘った。
SNS上では「ホントきれいになったよね」「すごい努力の人だった！」「友達ができるくだりとか、切なすぎる」「俺も知ってたよ？」などと男女を問わず、石原の虜になる視聴者が続出した。