井浦新主演「BRIDGE―」出演の関西出身俳優陣が語る「阪神・淡路大震災」

2019/01/08 06:00 配信

ドラマ

井浦新(東京都出身) 高倉昭(磐巻組・六甲道駅工事所長)役


【写真を見る】桂文枝はJR六甲道駅の復旧を手がけた磐巻組のOB・江戸川を演じる(C)カンテレ


(阪神・淡路大震災が起こったときは)20歳で、甚大な災害が起きたときにどうするべきか、という知識も経験も全く持っていませんでした。あの時の自分はただただ未熟で、すぐに行動を起こすという手段も発想もなかった。今度は自分への戒めとしてもちゃんとやり遂げたい。

ストーリー


2018年の秋、神戸にある阪神・淡路大震災慰霊碑に落書きをした少年(葉山奨之)の前に、謎めいた男(椎名桔平)が現れる。

その男は23年前の震災直後、JRから復旧工事の依頼を受けた磐巻組の所長・高倉昭(井浦新)に声を掛けられ、工事の記録係としてビデオカメラを回し続けた春日豊(野村周平)だった。

1995年1月17日午前5時46分、6000人を超える犠牲者を出した阪神・淡路大震災。神戸の街は一瞬にしてがれきの山と化し、交通は分断され、陸の孤島となった。

中でも線路ごと崩落するなど被害の大きかったJR六甲道駅。一刻も早く鉄道を復旧させ、人と物資を運ばなければならない。

そんな過酷な状況の中、倒壊した駅をわずか74日間で復旧させた人々の物語がつづられる。