デリヘル店「フルーツ宅配便」の送迎係・マサカネを演じる荒川良々は出演が決まった際、「テレビ東京さん、攻めてるな」という印象を受けたそう。
白石監督は、「昨日の夜、第10話の仮つなぎが上がってきまして、ゲラゲラ笑ったり泣いたりしながら一人で『俺、すごい仕事したな』と思いました」とコメント。
自身がこれまでに監督した映画で何度かデリヘルを題材にしているが、「(『フルーツ宅配便』の)原作は、エロさはなく、その奥にある女性たちの苦悩だったり、またそれと同じく男性たちの苦悩や喜び、いろいろなものが描かれていました。デリヘルをいっぱい撮ってきたんですけど、まだまだやれることはいっぱいあるなと思いました」と語った。監督はドラマ内容を練るにあたりデリヘル店のオーナーに取材を重ねたという。
客席には白石監督の希望で「フルーツ宅配便」に参加することになった沖田修一監督の姿も。「面白いドラマの力の一つになれたらいいかなと。普段コメディーを撮っているので、『フルーツ宅配便』の原作が持っているシビアな面も滑稽に見えたらいいなと思ってやらせていただきました」と意気込みを述べた。
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