――「かぐや様は告らせたい」という作品について教えてください。
“恋愛頭脳戦”というテーマで、プライドが高くて頭が良いかぐやと白銀の2人が、どうやってお互い告白させるか!という駆け引きを繰り広げるところや、テンポの速い掛け合いが魅力的ですね。
その駆け引きの中で、かぐやが白銀を手の上で転がしたりするシーンとかギャグパートとのバランスもよくて、ラブコメディーなんですけど最後には、キュンとするような作品になっています。
――原作や台本を読んだ時はどのような印象をお持ちになりましたか。
恋愛作品が苦手な人でも、スッと受け入れられるような作品だなという印象ですね。私は元々、少女漫画とかラブコメディーは好きだったんですけど、久々に面白いって思える作品に出会えたなと思いました。
出てくるキャラクターが個性的で、読んでいくうちに誰かしらに共感ができて好きになっていくんですよ。
かぐやもプライドの高さ故に、人と接する時に少し上から目線なところがあるんですけど、でもどこかやっぱり憎めないところがあって、それが全部のキャラクターに共通するところが魅力的だと感じました。
――ちなみに一番お好きな少女漫画はなんですか。
声優になったきっかけの作品でもある「カードキャプターさくら」ですね。すごい好きな作品で、原作も読みましたしアニメも見て、この声優という業界に入ろうと決意した作品なので、思い入れが深いです。
――主演の四宮かぐや役に選ばれた際の気持ちはいかがでしたか。
オーディション資料としていただいた原作コミックスをオーディションを受ける前に3巻まで読ませていただいたんですけど、読み終わった後すぐに自分で全部買いそろえるくらいハマったんですよ。
なので、『アニメの声優をぜひやりたい!』と思っていたので決まった時は、本当にうれしかったです。同時に、原作が人気のある作品なので、主役というまさに作品の顔を演じることへの責任もすごく感じています。
――オーディションはいかがでしたか。
かぐやは、凛としているところとか自分の芯をしっかりと持っているところとか、私にはない部分を持っているキャラクターなので、オーディションの時から演じるのがすごく難しかったんです。
でも、今までに演じたことのないタイプだからこそ楽しく演じることができました。
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