林修のシビアすぎる“プロ論”に反響!「一回迷惑をかけたらそれはもう失格だよ」<初耳学>

2019/01/11 15:16 配信

バラエティー

林修と“初耳コンシェルジュ”役の大政絢

1月6日の「林先生が驚く初耳学!」(TBS系)で、林修が人生をテーマに真剣勝負の授業を行う新企画<林先生の情熱教室>がスタートした。6日放送の第1回授業“高学歴ニート編”でさっそく林のシビアな人生観が明かされ、視聴者の反響を呼んでいる。

教室には、東京大学や慶應義塾大学、早稲田大学など名門大学を卒業したものの定職に就いていない“高学歴ニート”の若者たちが集結。林は彼らとみっちり一時間向き合った。

授業の核心はもっぱら、仕事を“やりたい・やりたくない”という願望で選ぶか“できる・できない”という能力を基準に選ぶか、という点。

「好きな仕事じゃないと働きたくない」と語る若者に、林は自身の経験談も交えながら「僕には“できる・できない”の軸のほうがすごく大事」「“やりたい”は環境や情報によって偶然生まれる。それって本当にそんな絶対的なものなのか?でもね、“できる”というのは偶然じゃない」と熱っぽく語り、「ニートが悪いこととは思ってない。ただ、見切りをつける時期はある」と語り掛けた。

テレビ初告白!林先生が“できること”を選ぶ理由


授業では、林が自身の「やりたいこと」にまつわる苦い経験をテレビで初めて口にする場面も。

「もともと、やりたいことは“本を書くこと”だった」という林。頼まれるままに自己啓発本を何冊か書いて累計100万部の大ヒットをただき出した後、その出版社から「書きたいものを書いてください」という依頼を受け、日本の食文化に関する本を出版したという。

「これが、まったく売れなかった。僕が出した本の中で重版にならなかった唯一の本」「こんな屈辱味わうんだったら、書きたくない本のほうがうんとマシだった」と悔しさをにじませた。「リベンジしたいとは思わない?」と聞かれると「1回自分が書きたいものを書いて迷惑をかけちゃったことは消えない。プロだから、一回迷惑をかけたらそれはもう失格だよ」と厳しい表情で語った。

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