由美子は、ぱっと見一番平凡で無害そうに見える人物ですが、こういう人の方が煮詰まると思いがけないことを巻き起こすのかもしれません。そういう意味では余白の多いキャラクターなので、丁寧にリミットを作らずのびのび演じたいと思います。
女性5人の中で最も平凡なのが由美子、非凡なのが範子だと思うので、(山口)紗弥加さんの範子をよく見て、人間臭い由美子像を作っていきたいと思います。
理穂は、学生のころから勉強ができて、友達付き合いも良く、学生時代から外国人に興味を持っていたような子の印象です。4人の中では空気の読めるバランサーで、仕事と家庭を両立しつつ、平和に暮らしたい人のイメージがあります。
主演の山口紗弥加さんとは、以前共演した時も本当に楽しかったです。明るくて面白いさやちゃんが演じる範子の豹変っぷりをとても楽しみにしています。
和樹は、頑固で一本筋。でもそれが故に自分の印象やパフォーマンスを優先してしまう不器用な女性という印象です。そして、「正義」というものに対して既に疑問を抱いている、アンテナの強い女性だとも思います。
山口紗弥加さんとは、ご一緒させていただくのは今回が2度目となりますが、範子とはかけ離れた、とてもチャーミングな女性という印象です。だからこそ山口さん演じる範子という人物が楽しみであり、恐怖です。
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