テレビ東京ほかにて10月より放送がスタートしたアニメ「おとめ妖怪 ざくろ」のアフレコ取材が、都内のスタジオで行われ、メーンキャストを務める中原麻衣、櫻井孝宏、花澤香菜、豊崎愛生、堀江由衣、日野聡、梶裕貴が出席。作品の魅力について話を聞いた。
本作は、改暦した文明開化の時代、人間と妖人たちが共存する世界を舞台に、妖人たちが起こす不可解な事件を解決するために設立された“妖人省”の陸軍少尉と、半妖の少女たちが、かれんな戦いと恋模様を繰り広げる。
主人公・西王母桃(ざくろ)を演じる中原は「西王母桃は半妖の女の子で、人間の総角景(あげまきけい)さんと一緒に行動を共にするようになります。最初は“人間なんて!!”と、保守的な感じですけど、物語が進むにつれて、どんどん心を開いて新たな世界を知っていく子です。ツンデレというか、外の刺激に対して拒絶をしてしまうところがあって、そこがかわいいなと思います」と魅力を紹介。正義感が強く、西王母桃とペアを組む少尉・総角を演じる櫻井は「男の僕でも恋愛模様が見所の一つだと思います。男性は少し照れてしまうようなシーンもあるかもしれませんが、ぜひ見ていただいて日々の生活に役立てていただきたいです(笑)」と笑いを誘った。
おしとやかな性格の半妖・薄蛍(すすきほたる)を演じる花澤は「原作が少女漫画風なので、キュンキュンするストーリーが楽しめます。わたしも、演じながらキュンキュンしています」とアフレコを振り返った。優しい性格で、薄蛍とペアを組む少尉・芳野葛利劔(よしのかずらりけん)を演じる日野は「そんな花澤さんの言葉にキュンキュンしています」(一同笑)、「 パートナーを組む利劔として、常に花澤さんを見守りつつ、このアフレコ現場で楽しく収録しています」と意気込み、パートナーのきずなを見せた。また、アフレコ現場の様子について聞くと、全員が「楽しい現場です」と口をそろえ、仲の良さがうかがえる一幕も。
双子の半妖、雪洞(ぼんぼり)役の豊崎は「ファンタジー的な要素がたくさん詰め込まれています。バトルのシーンがすごく格好良くて好きなんですが、繊細な人間模様が描かれているところが、この作品の一番の魅力だと思います」とコメント。双子の妹に当たる、鬼灯(ほおずき)役の堀江は「鬼灯は、雪洞と本当にそっくりな2人で、いつも楽しそうにしているのが印象的です。魅力的なキャラクターたちが、いろんな気持ちで動くので、その辺りが1番楽しく見ていただけるかと思います」と見どころを紹介した。雪洞と鬼灯とペアを組む、最年少少尉・花桐丸竜役(はなきりがんりゅう)を演じる梶は「丸竜は、雪洞と鬼灯の双子にリードされっ放しな、かわいい感じのキャラクターです。お話自体に恋愛模様や、日常の話、バトルのシーンなど、いろんなシーンがたくさんあるので、演じていて楽しいです」と笑顔を見せた。そして「原作の雰囲気が、アニメにすごく出ています。男女共に楽しめるアニメ作品が最近少ない気がするので、これを機にぜひ、見てほしいです」と作品をアピールした。
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