本当の頂点をつかむ年！好スタートを切った錦織が全豪に挑む

錦織圭、大坂なおみの活躍で注目を集めるテニス界。オーストラリア・メルボルンで開催される「全豪オープンテニス」で、2019シーズンのグランドスラム（4大大会）が開幕した。

世界を驚かせた日本選手たちの躍進が今季も見られるのか、注目の一大イベント。大会第2日の15日には、錦織が登場する。2019シーズン開幕戦のブリスベンで初優勝を飾り幸先の良いスタートを切った錦織、この冬に取り組んだハワイでのトレーニングの成果は…？

錦織「いくつか直したいことを重点的に練習していました。基本的には試合勘を取り戻すこと。エキシビションマッチをやっていたので、いい形でブリスベンに入れたと思います。いい感じでプレーもできていましたし、体も問題ないので、1年のはじめとしてはとてもいいスタートが切れたかと思います。メルボルンでもいい結果を残せるようにいいテニスをして頑張りたいと思います」

この全豪オープンからレギュレーションが変更、ファイナルセットが10ポイントのタイブレークになった。

錦織「そんなに変化はないかと思います。あまりファイナルで7-6までいったことがないので。なるべくその前に決着をつけるようにしたいですね」

この大会の前には、BIG4の一角を占めてきたアンディ・マレーが、引退に近い発言をするという驚きの出来事が！

錦織「（マレー引退については）無茶苦茶びっくりしましたね。いきなりだったので。彼（マレー）の動きが悪いのは見ていて何となくわかっていましたが、まさかそこまで悪いとは思っていなかったので。BIG4の1人として才能もあり、あそこまで戦ってきた選手ですから。BIG4と言われる選手たちは、大事なポイントでのプレーだったり、ボールの正確さだったり、違うものを持っていたなと思います」

そんな中でも、2019年も変わらずに前を見据える錦織。最後に力強い一言をもらった。

錦織「いい形でメルボルンに入れています。火曜日から試合がスタートするので頑張ります！」