ここまで、ずっと涙を堪えてきた神宿だったが、彼女たちの結成からの歩みを歌詞にした「ミライノウタ」を歌うころには、涙腺が崩壊。
しかし、ラスト曲「お控えなすって神宿でござる」では神宿らしい笑顔を見せ、最後のあいさつへ。
「全国ツアーを回って、その日その日で新しい景色が見られるし、ライブの味も違うので、それをこのメンバーとファンの皆さんと一緒に味わえた、本当に濃い時間でした。
私は本番に弱くて、今日も振りを間違えてしまったし、本当に頼りないリーダーなんですけど、なほも近くで支えてくれるし、神宿を頑張っていくので、これからもよろしくお願いします」
「今回のツアーは本当にみんなの声に助けられて。ファンの皆さんも、家族も、メンバーも、関係者の方も、たくさんの方に支えられているんだなと感じました。
メンバーと一緒にステージに立つのは、これからはなくなってしまうけれど、一番近くで支えているし、これからもファンの皆さんに負けないくらい神宿というグループを全力で応援していくので、皆さんも、私に負けないくらい、神宿を愛して応援してくれたらいいなと思います」
「今回のツアーは、見て分かる通り本当にたくさんのスタッフさんに支えられて、そして今日も後ろの扉が閉まらないくらい多くの皆さんの笑顔にも支えられて、多くの人に支えられているんだなってことを全公演を通して感じました。
4月に大きな目標があるので、そこまで手が届くのかどうか、不安に思う部分もありましたが、そんな不安も忘れるくらい楽しい日々でもありました。
なほとのライブは、短い私の人生の中でもかけがえのないものとなっているし、こんな頼りない私ですが、神宿ですが、これからも支えていってくれたらうれしいです」
「今回のツアーもいろいろなところに行かせてもらって楽しかったし、一番ツアーをやっているんじゃないかっていうくらいのアイドルなんですけど、行くたびにその地域が大好きになるし、また行きたいなと思うし、そう思わせてくれるのは、そこで出会えたファンの皆さんのおかげだと思います。
そうやって出会えるのは奇跡だと思うから、皆さん出会ってくれてありがとう。なほも、出会ってくれてありがとう。これからも、近くにいてください。あの…電話するね」
「今回のツアーは、『お控えなすって神宿でござる』の歌詞にある『今しか見えないこの世界に僕らの夢が詰まってる』という言葉が全く重なるようなツアーで。ツアーでのライブは1つ1つ違うものだし、なほが勇退すると決まってからは、そのことをより一層強く感じました。
だからこそ、これからも人と人との出会いを大切にしていきたいと思うし、今日関わってくれているスタッフさんたちも、今日来てくれているファンの皆さんたちとも出会えて、私たちは幸せだと思います。
豊洲PITという新たな目標も決まって、私たちは歩くことを止めません。これからも力強く前に進んでいきます。
皆さんの支えが前に進む力になっています。だから、これからも私たちのことを見守っていてほしい。みんなと一緒に、これから先の未来を歩んでいけたらと思っています」
最後にメンバーは、マイクを通さない地声で「以上、私たち原宿発神宿でした」と叫び、ライブを締めくくった。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)