音楽にも幼い時から触れ、才能を発揮していた山本は「『レ・ミゼラブル』で初演の時に共演した野口五郎さんにギターをもらった。小5の頃、なんとなくギターをやっていて、中学に上がる頃には割とすんなり弾けたんです。中学、高校あたりでバンドブームになって、初めてすごい衝撃を受けたのがBOOWYでした。今聞いても新しい感じがするし、最近僕は布袋(寅泰)さんとちょっとお付き合いがあります」と意外な交流も明かす。
「生き方に惚れた」というのは、同じ「コウジ」である玉置浩二。吉永小百合と岩下志麻がダブル主演した映画「霧の子午線」(1996年)で山本と玉置は初共演している。
「函館の撮影でご飯に行こうかという日が、たまたま僕の19歳の誕生日だったんですよ。『歌ってあげるよ』と玉置さんがHappy Birthdayを歌ってくれた」というエピソードを披露する。
また、近年お気に入りの玉置が2004年に発売した曲「しあわせのランプ」について「幸せになるために生まれてきたんだから好きな人と一緒にいなさいっていう歌。それだけでいいんだっていうことに、ものすごく救われたんです」と話し、ほとんどの玉置の楽曲は歌えるという。
そんな中、アコースティック・ギターを弾きながら1996年の大ヒット曲「田園」をテレビ初披露する。
山本は「今でこそ、音符をいっぱい溜めるアーティストの方や、そういう曲いっぱいあると思うんですけど、あの当時、そのリズムに対してあんなに言葉を詰め込む音楽はなかった。こういう番組に出る時は、いつも玉置さんの曲を選曲します」と熱い思いを語った。
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