東李苑、舞台出演で結婚観に変化?「意外と早くしてもいいかな」

2019/01/25 08:00 配信

芸能一般 インタビュー

【写真を見る】「結婚願望は元々あるんですけど」と自身の結婚に対する考えを話す東


「子供心を忘れていないのが志保だなって思います」


――では、東さんが演じるその志保という役について、少し説明していただけますでしょうか。

根は真面目で、繊細で、素直なんだけど、まだ子供の部分もあって、親しい人に対しては感情が出ちゃったりもして、大人らしくうまく振る舞っているけど、子供心を忘れていないのが志保だなって思います。ちょっとちゃめっ気があるのもかわいいです。

――そんな志保を演じての感想は?

これまでのお芝居は、初めていただいた役が薬物中毒者の役だったり、「天国への階段」(2017年)でも幽霊が見える役だったり、ちょっと変わった役が多くかったんです。感情がむき出しになる役だから、表現しやすいと感じる部分もあったんですけど、感情移入が難しくて。

今回の作品は、私たちの身近にある“結婚”や“恋愛”が題材なので、そういう面では今までで一番理解しやすいシチュエーションではあるので、すごくやりやすいなって感じています。

サブさんって当て書きで台本を書いていく方で、今回は再演ではあるんですけど、サブさんいわく「李苑は最初からこの役だった」って決めていたらしいです。私だけじゃなく、みんなが役に当てはまっていると言ってくださっていました。

――志保のせりふは英語から始まりますよね。

そうなんですよ。初演の志保役の方が英語ペラペラで、それこそ当て書きだったということで。だから、私は志保役じゃないと思っていたんですよ(笑)。でも、そのせりふに関してはストーリー上、英語じゃないと成り立たない部分でもあるので、「Let's try!」って感じでしたね(笑)。

丸福ボンバーズの竹内晶美さんが「私ちょっとだけ英語やってたから」って付き添ってくださったり、自分でGoogleの翻訳をひたすら聞いたり、仲の良い英語を喋れる友達に聞いたりして練習しました。

英語って本当に苦手で、今まで避けてきた道だったんですよ。だけど、それに前向きな気持ちでトライしてみようと取り組めたので、すごくありがたい機会になったなって思います。発音も本当に良くなりました。

喋れないのに喋れるふりをするのが恥ずかしいなって思っていたんですけど、そういう恥ずかしさもなく取り組めたのはいい環境にいるからかなって思います。