また「大杉さんもそれを変えることなく、本当に、去年お亡くなりになるその2時間前まで現場で、前線で、僕らの率先してリーダーであり続けたんで、やっぱ大杉さんっていう指標があったから、ずっとこの世界で(やっていける)。
あの人がちゃんと正当に理解・評価されて、報酬もらえるようになっていくような世の中じゃないと、やっぱり信じて(俳優という職業を)やれないなと思った」と松重は語る。
続けて「そしたら、やっぱりトントン拍子に世間は大杉さんに注目して、先に突っ走ってくれたんで、そこは僕にとってのレールを敷いてくれた人っていうのは、大杉さんだなっていうふうに思うんです」と、大杉の存在そのものが松重自身の存在理由になっていると明かした。
次回「ボクらの時代」は1月27日(日)朝7時より放送予定。北方謙三、加藤雅也、吉川晃司の3人がトークを展開する。
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