――まずは、主演が決まった時のお気持ちを聞かせください。
お話をいただいて、原作を読ませていただいたのですが、普段漫画を読まない自分でも読むスピードがすごく早いなって感じるくらいに夢中になってしまいました。改めて「この作品の主演ができるんだ!」って、うれしくなってしまいましたね。
ただ、この作品には漫画ならではの情熱的で刺激的なシーンがあるので、それがドラマになったときに一体どうやって表現されるんだろうっていうワクワク感と、それを自分は実際どうやって演じればいいんだろうという不安な気持ちと、両方の思いがありました。
――前島香織はどんなキャラクターですか?
一言で表すなら“いい女”ですね(笑)。仕事がバリバリできて、周りからも愛されて慕われていて、性格も明るい完璧な女性です。
――役作りをする上で苦労した点はありますか?
今回演じさせていただく前島香織というキャラクターは、今までに演じたことのないタイプだったので、苦労した点は多いですね。
クランクインのときは、別のドラマの撮影も行っていて、その役が天然でかわいらしい役どころだったので、演じるキャラクターを撮影のたびに切り替えるのにも苦労しました。ファンデーションやメークを変えてみたり、身につける香りを変えたりとか、形からキャラクターの切り分けを、自分なりにいろいろ意識しながら行っていました。
――撮影現場の雰囲気はいかがですか?
すごく楽しいです!(笑) クランクインの前から、スタッフの方々をはじめ、みんなで集まる機会があったので、チームワークは最初からできていましたし、撮影がしやすい雰囲気を作ってくれていたので、皆さん和気あいあいと仲良く撮影させていただいています。
――共演者の皆さんについての印象も聞かせてください。
桜田君は共演するのも初めてだったので、どういう方なんだろうってワクワクしていたんです(笑)。実際にお会いしたら、私と同い年なんですけど、すごくしっかりしていて、クールで。普段から東雲にしか見えないんですよね。
珍しいなと思ったのは、桜田君って左利きのB型なんですよ! 撮影の合間とかに血液型の話をしていてB型だって聞いて、その後の台本の読み合わせのときに、左利きだって知って。左利きのB型って、すごく(珍しく)ないですか?(笑)。私は初めてお会いするタイプだったので、話が弾みました。
眞島(秀和)さんは、“大人の男性”という言葉が似合う方ですね。撮影でもいつもみんなをリードしてくださって、すごく格好良いです。
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