野村周平、スペインロケ中の食事は全て共演者におごり!

2019/01/18 11:15 配信

ドラマ

野村周平主演のドラマ「MAGI-天正遣欧少年使節-」の配信がスタートし、記念イベントが開催された

野村周平主演のドラマ「MAGI-天正遣欧少年使節-」がAmazon Prime Videoで配信をスタート。野村をはじめ、森永悠希緒形敦佐野岳らが配信記念イベントに出演した。

本作は、若桑みどりの小説「クアトロ・ラガッツィ 天正少年使節と世界帝国」を連続ドラマ化。戦国時代を舞台に、ローマ法王に会うために日本からヨーロッパに向かった少年使節の8年に渡る旅路を描く。

キャスト陣は劇中衣装で登場。伊藤マンショ役の野村は「この衣装はスペインから実際に送ってもらったものだけれど、サイズ感などが撮影当時とチョイチョイ違う。帽子もサイズ感が小さくて、頭が締め付けられる。だから頭に血が巡らなくて今眠たい」と言って、場内を笑わせた。

一方で「天正少年使節は日本の歴史の中でも特殊な歴史。ただ日本でのエピソードが少ない物語なので、海外の人にも受け入れてもらいやすい歴史ものだと思う」とアピール。

役作りに関しては「かなり昔の時代の話なので、当時を知っている人間なんていないし、役作りに関しては調べをして、当時の食事、海の上での生活を勉強して挑んだ感じ」と明かした。

中浦ジュリアン役の森永は「日本史の教科書でも見開きの半ページくらいの取り扱いで、文献自体もそこまで残っているわけではない。だから資料を探すのも難しいところがあったけれど、その中から想像していく感じだった」と役作りを振り返った。

千々石ミゲル役の緒形は「戦国時代に船で3年かけて海外に行くという発想自体がすごい話。だから、役作りも興味深かった」と語った。

そんな少年使節たちに同行するドラード役の佐野は「ヒーロー、殺人犯など特殊な役柄ばかりを演じてきた僕が、ついに日本人以外の役をいただきました。英語はハリー杉山さんに教わり、乗馬は撮影の1カ月前から練習していました」とアピール。

スペインロケについて野村が「基本的に温かくて、素晴らしい建築物ばかり。教会も日本のとは比べ物にならないくらいきれいで、自分の愚かさを悔いてきました。スペインではほぼ懺悔の日々だった」と笑わせると、佐野もすかさず「清められて帰ってきたよね」と返した。

撮影期間中は4人でほぼ毎日のように食事をとっていたと言い、佐野が「周平先輩が全部ごちそうしてくれた…年下なのに」と明かすと、野村は「だから東京に帰ったら、自分のご飯も食べられなかった」と言って、笑いを誘った。

また、緒形が「スペインは神秘的な世界遺産と街並みが一体化していて、一歩足を踏み入れると新鮮な空気感があった。それは日本では味わえない雰囲気。撮影のモチベーションも上がった」と語り、野村も「俺らは景色を見て泣いたからね。『千と千尋の神隠し』の音楽を流したりして。『俺、ここで一生暮らせるかも!』と思った。それくらい幸せな撮影期間だった」と回想。

イベントには天正遣欧少年使節ゆかりの地としても関係性のある長崎・大村の園田裕史市長も駆けつけた。