1月18日深夜に放送された濱田岳主演のドラマ24「フルーツ宅配便」(毎週金曜夜0:12-0:52ほか テレビ東京系)第2話で、ゲスト出演し、デリヘル嬢役を演じた女優・うらじぬのに注目が集まっている。
「フルーツ宅配便」は、鈴木良雄による「ビッグコミックオリジナル」連載の同名漫画が原作。デリヘルで働くワケあり女子たちの人間模様を、デリヘルの店長になったごく普通の男・咲田真一(濱田岳)の目線を通して描く。原作漫画は第21回文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品に選定されている話題作だ。
ドラマでうらじぬのが演じたのは、第2話「モモとスイカ」で、整形の資金稼ぎにデリヘル店「フルーツ宅配便」勤めを始めた"スイカ"役。外見に自信はないが、咲田らの励ましもあって元気に働いていたが、客に暴言を吐かれたことによるショックでボロ泣きし、それを同僚の“モモ”(成海璃子)に責められたことで怒り爆発。髪を振り乱し、涙でメイクをグチャグチャにしながら嗚咽する芝居で、強烈なインパクトを残した。
ネット上では「うらじさん最高だわ」「人ってこういうパワー必要だよな」「印象がすごすぎた」「演技うまい」「ドラマ観てファンになった」といった絶賛の声が相次いだ。さらに「スイカちゃんがんばれ」「スイカちゃんすきだな」「スイカちゃんの気持ちが痛いほどわかる」など、応援や共感のコメントも多数寄せられていた。
注目を集めた女優・うらじぬのは、関西を中心に人気の「劇団子供鉅人」の劇団員。その個性的なビジュアルと演技力で、シリアスからコメディーまで、小劇場界では引っ張りだこの存在となっている。
「劇団子供鉅人」には女子プロレスラーの群像劇「チョップ、ギロチン、垂直落下」という作品があり、その中でうらじぬのは、レスラー・マンモス稲子を演じており、2017年大晦日には後楽園ホールで本物のプロレスデビューも果たしている。
そうした背景を知るファンにとっては、スイカちゃんが「フルーツ宅配便」を退店後、「覆面フーゾク ムチャリブレ」に店替え(源氏名:トぺコンひろ子)、「無駄に良いボディ」を生かしてナンバー1に登りつめるというエピソードは、喝采ものだったはずだ。
新たな名バイプレイヤーとして、うらじぬのへの注目が増すに違いない。
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