ジャパンプレミアのオープニングでは、メリーの吹き替えを務める平原が、本作のために制作し、歌曲賞にノミネートされた、日本版エンドソング「幸せのありか」を生歌で披露し、観客を魅了。
力強く伸びやかな平原の歌声を聞いたエミリーも「もしこの楽曲を先に平原さんが歌っていてその後に自分が歌わなければいけなかったとしたら、とても怖くて歌えなかったと思うくらい本当に心から美しくて、聴いていて胸に響いてきました。自分の歌声を含め、平原さんがこの作品で演じてくださっていることを大変光栄に思います」と絶賛した。
そのエミリーの言葉を聞いた平原はうれしさのあまり顔を赤らめ「もう帰る!」と動揺でまさかの発言し、「うれしい! 興奮しちゃいました、大好きな女優さんなので」とテンション高く喜んでいた。
また、2018年に上演されたミュージカル「メリー・ポピンズ」で主演を務めた平原は今回、吹き替え声優のオーディションに誘われ参加したことを振り返り、「緊張しましたけど受かって良かったです。
エミリーさんのメリー像が素晴らしいので、彼女のメリー像をなるべく壊さないよう、日本語で自然に聞こえるようにどうすればいいかというのを何回もイメージトレーニングしながら頑張りました」と語った。
そして、「吹き替えというのが2回目なので、不慣れなところもあったんですけど素晴らしいスタッフの方たちのおかげですごく良いものが録れたと思います」と感謝していた。
本作で3人の子どもを持つシングルファザー・マイケルの日本版声優を務める谷原も「とてもすてきです!」と平原の声を褒め、「ミュージカルで演じられているから(吹き替えも)やりやすそうに思うかもしれませんが、ミュージカルは御本人が演じられるから意識しないでせりふや動きが出るけど、吹き替えはエミリーさんが演じているメリー・ポピンズに合わせるということで、それはとても難しい作業だと思うんです」と同じ役者目線で分析。
そして、「歌がうまいのはもちろんなんですけど、ツンデレなお声が素晴らしい! 間違いなくやられますから!」と太鼓判を押した。
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