この日は、ちょうど大学入試のセンター試験2日目ということもあり、作品にちなんで各人の高校時代を尋ねると、梶は「僕は、声優になりたいと思って養成所に通いつつ、演劇部に所属して、声優になることだけを考えていました。体育祭や文化祭も楽しんで充実した高校生活でした」と振り返る。
そんな梶を内田は、「高校生の頃から主人公っぽい感じだったんですか(笑)?」とイジり、梶は「別に主人公っぽく生きようとしてないですが…」と苦笑い。
内田は、「バイトして、ゲームして、ゲームショーとかに行ってました」と語ったが、梶からお返しとばかり「ゲームキャラっぽかったんですか?」とイジられ、会場は笑いに包まれる。
そして「吹奏楽部に3年間、ひたすら打ち込んでました」という千本木は、「私はいたって“村人A”のような感じで…(笑)」と自虐的に語り、再び会場は笑いに包まれていた。
また、「あした世界が終わるなら何をするか?」という質問に梶は、「この作品を見ると日常のありがたみを感じるので、できれば普段通りにゆったりまったりと、大事な人たちと過ごしたい」としみじみ。
櫻木監督は「人と会わずに、車で人のいないところに行って『なんてちっぽけな生き物なんだ』と…」と語ったが、これに千本木が「確かに(人間は)ちっぽけですよね…」と同意。
しかし、梶は千本木が監督を「ちっぽけ」と評したと“誤解”し「おいおい、どうなってるんだ(笑)!」と冗談ながらに怒った素振りをみせた。「キミの事務所の後輩は…」と内田にまで苦言を呈し、会場は笑いに包まれた。
最後に、梶は「この『あした世界が終わるとしても』に続く言葉、メッセージが何かを考えたくなる話だと思いますし、考えながらご覧いただけたら」と呼びかけ、大盛況の中で舞台挨拶は幕を閉じた。
試写会に参加した10代のアンケートでは、「途中で泣きました。映画を見て泣くなんて何年ぶりだと思いました(18歳・男性)」、「心臓が鳴り止みませんでした。久しぶりに感動しました(16歳・男性)」、「自分の世界観が変わる!(19歳・女性)」などの声が寄せられ、10代満足度97%の高評価を得た。
また、アニメが大好きな女の子グループ「A応P」が、「A応P放送局#2」として、最新アニメ制作現場に潜入。「あした世界が終わるとしても」の制作スタジオであるクラフタースタジオに「A応P」メンバーの巴奎依、広瀬ゆうき、小嶋凛の3人が潜入し、試写鑑賞とスタジオの取材を行った。その模様を、1月31日(木)より「A応P」オフィシャルファンクラブ「A応P応援団」の中のスペシャルコンテンツ「A応P放送局」で配信。なお、ダイジェスト版は「A応P公式YouTubeチャンネル」で公開される。
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