萩本欽一が明かす“仮装大賞”秘話、香取慎吾の気遣いは「不愉快だった」<インタビュー全文3>

2019/01/27 12:30 配信

バラエティー インタビュー

取材会の様子撮影=阿部岳人


香取慎吾「司会は1回きりだと思っていた」


香取:(司会は)1回だけと思っていたんですよ。その最初の収録が終わった時に、「次回は〇〇なので」と言われて、「あれ? これ、このまま続くんだ?」って(笑)。そうしたら、17年もやらさせてもらって。あとはやっぱり(ここまで続いたのは)欽ちゃんですよね。

萩本:(自分だけじゃ番組は)持たないよ。だって、途中で持たないと思ったから「辞める」と言ったんだからさ。それを支えたのが慎吾だよ。間違いない。慎吾本人もうなずいてるから間違いないよ(笑)。

ところが、最初の5年ぐらいは慎吾が驚くほど気を使う人で不愉快だったな。絶対に自分で先にしゃべらないのよ。だから時々、私がわざと遅れて行くの。それでやっとしゃべるようになって、次はもう脅すように「今回、先に出ていかないからな! 慎吾がやってこいよ!」って(笑)。

だんだんそうやって(今の関係になれた)。でも、いい男だよ。5年くらいそうやって気を使ってさ、それから、二人でしゃべれるようになってきたっていう。なんか、いいやつと付き合えたなって感じ。

香取:40年ってすごいですよ。

萩本:だから、あとは欽ちゃんを放っておいて、慎吾が「あ、欽ちゃんいたんだ!」って言うような、そういう番組にしてほしいな(笑)。そしたら、俺ね、なんかうれしい気がするな。

取材会の様子撮影=阿部岳人


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