香取:(司会は)1回だけと思っていたんですよ。その最初の収録が終わった時に、「次回は〇〇なので」と言われて、「あれ? これ、このまま続くんだ?」って(笑)。そうしたら、17年もやらさせてもらって。あとはやっぱり(ここまで続いたのは)欽ちゃんですよね。
萩本:(自分だけじゃ番組は)持たないよ。だって、途中で持たないと思ったから「辞める」と言ったんだからさ。それを支えたのが慎吾だよ。間違いない。慎吾本人もうなずいてるから間違いないよ(笑)。
ところが、最初の5年ぐらいは慎吾が驚くほど気を使う人で不愉快だったな。絶対に自分で先にしゃべらないのよ。だから時々、私がわざと遅れて行くの。それでやっとしゃべるようになって、次はもう脅すように「今回、先に出ていかないからな! 慎吾がやってこいよ!」って(笑)。
だんだんそうやって(今の関係になれた)。でも、いい男だよ。5年くらいそうやって気を使ってさ、それから、二人でしゃべれるようになってきたっていう。なんか、いいやつと付き合えたなって感じ。
香取:40年ってすごいですよ。
萩本:だから、あとは欽ちゃんを放っておいて、慎吾が「あ、欽ちゃんいたんだ!」って言うような、そういう番組にしてほしいな(笑)。そしたら、俺ね、なんかうれしい気がするな。
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