萩本欽一が明かす“仮装大賞”秘話、香取慎吾の気遣いは「不愉快だった」<インタビュー全文3>

2019/01/27 12:30 配信

バラエティー インタビュー

取材会の様子撮影=阿部岳人


欽ちゃん&慎吾が語る「仮装」常連者の魅力


――「仮装大賞」の現場では、出場者に「また来いよ!」と声を掛ける萩本さんの姿が印象的ですが、どんな思いで彼らと接していますか? また、香取さんはその姿を見てどう感じていますか?

萩本:今回も50回目の出場者がいるけど、どんなに落ち(=不合格)ても必ず来てくれる。僕はいつも何度も落っこちる人にこうお願いするの。「あなたたちがいるっていうことで合格する人がたくさん喜ぶんだから、こういう人が大事で、私はありがたいと思っています。だから、また来てね」って。そうすると長い付き合いの人たちは、分かったように来てくれる。「仮装大賞」を支えてくれた人だと思いますね。

収録では必ず最後に写真を撮るんです。その時に、「お前が来てくれるんで、本当に助かるよ、ひどいことも言えるし」って。ちょっとゆるい言葉で物が言える、ありがたい人たちです。その続きは慎吾ちゃんが!

取材会の様子撮影=阿部岳人


香取:「また来てね」と言って本当に来てくれるんですよ。それで、子供たちが大きくなるんですよ。すごいですよね。共演者のタレントさんとかに「また来てね」っていうのとは違って、ロケで街を歩いていて「またね~!」って言ってもなかなかその方と会えることって少ないんだけど、「仮装大賞」の出場者の皆さんは「また来てね」って言ったらまた来てくれて、どんどん成長の過程も見られる。大きくなったら“仮装”に出るのが恥ずかしくなってお休みしてたのに、もっと大きさになってもう一回挑戦しにきたとか。小学校高学年くらいでちょっと恥ずかしくなるんですよ。

一同:(笑)

取材会の様子撮影=阿部岳人


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