1月31日(木)より上演開始!脚本家・岸本鮎佳の劇団「艶∞ポリス」、新作舞台は『お金』がテーマ

2019/01/27 18:27 配信

芸能一般

'18年夏のドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(TBSテレビ系)での脚本や、現在放送中の「私のおじさん~WATAOJI~」(テレビ朝日系)ではメイン脚本を務める岸本鮎佳が主宰の劇団「艶∞ポリス(ツヤポリス)」。半年ぶりの新作公演「PARTY PEOPLE」が、1月31日(木)~2月11日(月)に下北沢・駅前劇場で上演される。

艶∞ポリス 第十回公演「PARTY PEOPLE」


同劇団は'13年に旗揚げし、今作で第十回公演を迎える。新作公演のテーマは「お金が欲しくて何が悪い」。豪邸で行われるホームパーティーを舞台に、「お金」を持つことによって変わる、そして変わってしまった人間関係の滑稽さが描かれた群像喜劇だ。

今作の主演には、長塚圭史や岩松了などの舞台作品、そして中島哲也監督の映画「来る」、大森立嗣監督の映画「日日是好日」などにも出演する川村紗也、さらに「美少女戦士セーラームーン」タキシード仮面役や「仮面ライダー響鬼」イブキ役を演じた渋江譲二、「人生が楽しくなる幸せの法則」(日本テレビ系)に皆本佳恵役でレギュラー出演中の小林きな子などが出演。

さらに、ELLE ONLINEエディターなどで活躍のファッションエディター・首藤和香子が、今作のフライヤービジュアルや舞台の衣裳スタイリングを手掛け、注目を集めている

主宰の岸本と、スタイリングを担当した首藤に話を聞いた。

【写真を見る】劇団主宰の岸本鮎佳と、舞台衣装を担当したファッションエディター・首藤和香子


最新ファッションを舞台で魅せる新たな視点


――お2人は元々お知り合いだったんですか?

岸本「元々憧れの存在で、スタイリングとか拝見していたのですが、ファッションがテーマの舞台をやっていた時に思いきって『参考にさせてもらってます! ぜひ見に来てください』みたいな連絡をSNSを通じてしたら、本当に見に来てくださって」

首藤「見に行ったらすごく面白くて。私も、一緒に行った人たちも大ファンになりました。すごくオシャレな舞台、という印象だったんです。それから舞台を見させていただくようになりました」

ファッションがテーマの第六回公演「だせぇ」


――では今回岸本さんの念願が叶って、という感じですね! 今日衣装合わせをされてみていかがでしたか?

岸本「自分のセンスだと絶対しないアイデアを提案してもらってます。キャラクターの雰囲気をくんでいて、すごく共感できるファッションなんですよね。だから、役者もめちゃくちゃテンションが上がっています。

私だったら無難に終わっちゃうところを『このキャラクターでこの色にするのか!』って思わされたり、小物もいちいちかわいくて(笑)。舞台衣装として選ぶと、少しダサくなっちゃうんです…。でも首藤さんは舞台衣装じゃなく、最新ファッションをやられている方なので、普段使っているものを舞台用に見せるっていう視点が違うんですよね。役者が、役の衣装が気に入り過ぎて買いに行ったりしてますもん(笑)」

首藤「舞台のスタイリングは今回初めて手掛けたのですが、大好きな劇団の、しかも素通りできない『お金』がテーマ。今日衣装合わせしたのですが、本番までもうちょっと頑張らないとなって気合いが入りました。実際合わせてみると、お芝居での動き方とビジュアルのインパクト、そのバランスの取り方が難しいところもあったりして今回勉強になりました」

「憧れの存在で、SNSを通じて連絡したのが出会いのきっかけです」と岸本は語る


ファッションで増す舞台テーマへの説得力


――フライヤーのインパクトもすごくありますね。

首藤「このスタイリングは、『お金』っていうテーマしか聞いてなくて、キャラクターも分からない段階だったんです」

岸本「いろいろ盛ってる感じにしようってデザイナーさんと話していたくらいの時期でしたね」

首藤「これは実際、高価なもの尽くしなんです。あまり見えてないですが(笑)、ドレスもPRADAだったり。パールのネックレスもパリのブランドの、1つ十数万円くらいするものを重ね付けしたりして。『お金』がテーマでゴテゴテしてるんだけどどこか悲しさと滑稽さが漂うものにしたいなって思ったんです。見ている人は気付かないかもしれないけど、実はハイブランドだったりするのも作品のテーマに近いのかなって」

岸本「タグがついてる私物もお借りしたりしてね。この剥製も買ったんですよ(笑)、そこでもアドバイスをいただいて…」

首藤「鳥に留まられて、首が傾いてると切ない感じがしていいよねって」

岸本「今回の舞台の衣装、絶対いろんな方に注目されると思います。女性のお客様も多いし、結構みなさん見てるんですよね」

首藤「私も舞台を見ていて、衣装が気になるときってあるんです。『このキャラクターだったら、こうした方が説得力が出るんじゃないかな』と思ったりしたこともあったので、今回舞台衣装に関わることができたのはうれしかったです」

「オシャレな舞台で好きな劇団さんの衣装を担当できてうれしい」とやりがいを話す首藤


続けて、脚本・演出を手掛けている岸本に今作の見どころを聞いた。